岡山理科大学 受験情報サイト

私の成長ストーリー仲里 克樹 さん

応用数学科

仲里 克樹 さん沖縄県立宮古高等学校 出身
2022年度卒業/学校法人加計学園 岡山理科大学

国内初の国際基準の教員養成と学友会活動で成長

入学前はどのようなことに関心をもって岡山理大に入りましたか?
高校の教師だった父に憧れ、中高の数学教員になりたいと考えていました。岡山理大では、中高数学の教員資格やIB*1におけるDP*2数学の教員資格を取得できることから受験を決意しました。 また、恩師が岡山理大出身で、教員採用試験の合格率が高いこともあり、応用数学科を選びました。

*1 IB : International Baccalaureate(国際バカロレア) 国際バカロレア機構(本部ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラム。

*2 DP :Diploma Programme(ディプロマプログラム) 国際的に認められる大学入学資格であるIB資格が取得可能なプログラム。16歳~19歳までを対象とし、所定のカリキュラムを2年間履修し、最終試験を経て所定の成績を収めることでIB資格が得られる。

入学後で特に印象に残っている岡山理大での学びはどのようなものですか?
岡山理大で最も印象深いことは、専門科目(数学)のレベルの高さです。同級生には国公立志望だった学生が多く、偏差値以上のレベルに驚きました。友人や先輩、先生の助けを借りながら勉強し、無事単位を取得できたことが懐かしい思い出です。また、印象的だったのは、国内の大学の学部では初のIB教員養成プログラムの授業です。生徒を「教える」のではなく、「導く」という新しい教育の概念に触れ、教員としてだけでなく、人間としての視野やスキルが広がりました。
その学びをいかして出すことができた成果や成長の実感について教えてください。
応用数学科での学びを通じて、数学に対する概念が大きく変わりました。卒業研究では「巡回セールスマン問題」に取り組み、C言語を使ってプログラムを作成し、新たな近似解法を提案しました。友人と夜中まで研究室にこもった日々は今でも鮮明に覚えています。 また、教職課程では、模擬授業を通じて実践的なスキルを身につけました。先生や友人からのフィードバックを受けながら試行錯誤し、その結果、教育実習では落ち着いて授業を行うことができました。この経験が現在のキャリアにも役立っています。 さらに、学業以外では、学友会体育局での活動が大きな成長の機会でした。第57代体育局長を務め、さまざまな会議やイベントを通じてマネジメント能力や行動力を身につけました。 これらのことが現在の大学職員としての礎となったと思います。
今から振り返ると、ワクワクに目覚める前の自分はどういう状態でしたか?
沖縄県の小さな島から岡山理大に入学することに不安を感じていました。 勉強や一人暮らしに対する不安があり、数学教員になることだけを目標にしていたので、部活やアルバイトに興味はありませんでした。 また、偏差値ばかりを気にし、国公立に進学した友人に対してコンプレックスを抱いていました。
後輩へのメッセージをお願いします。
私は岡山理大に入学して本当によかったと心から思います。この大学で学んだこと、出会った人々、そして培った経験は他では得られないものです。 世間では偏差値が重視されがちですが、重要なのはどの大学に行ったかではなく、行った大学で「何をしたか」です!!
一覧にもどる