体験と対人能力を重視して
いきいきと働ける教員をめざす
小学校の先生をめざすだけでなく、子どもたちの教育に関わる幅広い仕事に挑戦できる学科。探究ゼミや教育ボランティアなど、体験型の授業が充実したカリキュラムで、ICTが重視される時代だからこそ求められる直接的なコミュニケーション能力を身につけられる。子どもたちとしっかり向き合い、教育の現場でいきいきと活躍できる人材に。

学ぶ領域・分野
[教育学]
日本の教育について、社会や時代の背景を踏まえながら客観的にとらえ、課題や意義を理解する。学生自身でテーマを立て、結論に導くまでのプロセスを繰り返し、時代変化にも柔軟に対応できるよう学びを深める。
[教育心理学]
教育現場で起きるさまざまな事象を、心理学の観点から分析して理解する。教材開発や教育方法などにも心理学的な見方を取り入れ、心理学で得た知見を実際の指導の場にいかすことを目標に、指導力向上を図る。
[教科教育学]
小学校教育の全教科についての内容や指導法に加え、現場における授業の工夫、新たな教材開発の方法について理解。学びを科学ボランティア活動、教育ボランティア活動などで実践に移し、学外とのつながりを深める。
4年間の学びの流れ
Student’s Voice
益田 明寧
岡山県岡山龍谷高校出身

全教科の基礎にふれ現場にも目を向ける
1年次は全教科の教育内容に加え、教育心理や教育課程などの基礎を学修。教育現場観察実習によりモチベーションを高めつつ、各教科の内容と実践にふれて教科指導の基礎を固める。学習計画の作成にあたっては、個別アドバイスも充実している。
現場の空気感を知ろう!
2年次は教育内容を実践展開する大事な時期。各教科の特性に応じた指導法だけでなく、教育分析力や教材開発力にも重点を置く。さらに模擬授業やボランティア活動にも挑み、教育現場の実際を自らの肌で実感する。
教育実習に向けた学びを
探求ゼミ、教育ボランティアといった実践的な学びを通して、コミュニケーション能力を高める。教育実習に向けて、教材の特性に応じた指導法や分析力を強化するほか、実技強化の指導力にも磨きをかける。
地域で輝く先生をめざせ!
ゼミに所属して自分自身の研究を進めながら、教員採用試験に向けた対策も実施。筆記試験、模擬授業、面接などクリアすべき関門について、教員の手厚い指導を受けながら地域で輝くパワーを秘めた人材をめざす。
カリキュラム(専門教育科目)
選択科目 選択必修科目 必修科目
| 1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 専門科目 | 教科・教職 (各教科)に 関する科目 |
初等社会科内容論 初等音楽科内容論 算数科内容論 初等国語科内容論 書写 初等体育科内容論 初等理科内容論 初等英語科内容論 |
初等家庭科内容論 図画工作科内容論 初等国語科教育法 初等理科教育法 生活科内容論 初等家庭科教育法 初等体育科教育法 初等音楽科教育法 初等英語科教育法 |
算数科教育法 生活科教育法 初等社会科教育法 図画工作科教育法 |
|
| 教職に関する 科目 |
教職論 教育心理学 教育現場観察実習(初等) 教育学原論 教育課程論(初等) 学校経営 |
教育史 教育行政学 教育社会学 学習心理学 教育の方法と技術(初等) 生徒・進路指導論(初等) 教育相談の理論と方法(初等) |
小学校教育実習事前・事後指導 道徳教育の理論と方法(初等) 特別活動の理論と方法(初等) 小学校教育実習Ⅰ・Ⅱ |
教職実践演習(初等) 総合的な学習の時間の理論と方法(初等) |
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| 教育実践に 関する科目 |
情報リテラシー ピアノ奏法Ⅰ・Ⅱ 特別支援教育論 |
ピアノ奏法Ⅲ 教材分析・開発演習B(理・生・家) |
教材分析・開発演習A(国・算・社) 教材分析・開発演習C(音・図・体) ICT活用教育 教育学演習(教育史) 教育学演習(教育社会学) 教育学演習(教育心理学) |
理数教育の方法と実践 | |
| グローバル教育 課題に関する 科目 |
国際理解教育概論 | 現代教育課題論 多文化コミュニケ-ション活動 国際比較教育論 現代教育課題研究 ESD理論と実践 |
シティズンシップ教育 現代社会と地域と子ども |
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| 体験・探究活動 に関する科目 |
探究ゼミⅠ 探究活動Ⅰ・ⅡA・ⅡB・ⅡC |
探究ゼミⅡ 教育ボランティアⅠ・Ⅱ |
探究ゼミⅢ フィールド観察実習 |
卒業研究 教育研究ゼミナール |
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