プログラミング・AI技術・ロボティクス・データ分析。
それらが縦横無尽に連携し構成された社会へ向けて。
本学科では、すぐそこまでやってきているリアルとバーチャルが融合する時代に対応。情報科学の基礎を網羅する「コンピュータサイエンスコース」をはじめ、「AI・データサイエンスコース」「デジタルゲーム・メディアコース」「AIロボティクスコース」「メカトロニクスコース」の5コースを横断した学びで、知識やスキルを深めます。

学ぶ領域・分野
[情報システム]
ロボットやネットワーク・セキュリティのシステム構築に必要なプログラミング言語やアルゴリズムなどの基礎と応用について学ぶ。
[情報技術]
基本情報技術者試験合格に向けた基礎科目や、情報処理関連の仕事に必要となる科目を履修。応用情報技術者の資格獲得もめざす。
[デジタルゲーム]
CGや音楽情報処理の基本知識とゲーム設計論を学び、デジタルゲームに応用される技術や知識などを習得する。
[プログラム開発]
画像処理技術やWebシステム開発、モバイル情報機器ソフトウエア開発、組み込みソフト開発などの技術について、コースごとに学ぶ。
[データサイエンス]
サービスコンピューティングとモバイルコンピューティングの技術を履修。データの特性を見つける方法なども学ぶ。
[AI]
情報技術や統計の基礎の上に、機械学習や可視化、データマイニング、自然言語処理などのAI技術を学ぶ。
[機械・電子工学]
メカトロニクス機器やロボットの開発に必要な機械技術や電子回路技術などの知識と技術を習得する。
[ユニバーサルデザイン]
あらゆる人が共用できる人に優しい設計理念やデザインを学び、システムの設計や評価の方法を習得する。
4年間の学びの流れ
思考力を身につけ、専門科目への興味を引き出す
数理的思考力や論理的思考力を基礎科目を通じて養います。また、「プログラミング科目」、「ものづくり体験演習」、「ゲームシステム概論」などの科目を通じて、学科の専門科目への興味を引き出します。また、1年次の最初から自分の将来を考えた履修モデルを構築していきます。
5コースの中から1コースを選択
5コースの中から1コースを選択し、コースの科目の専門的基礎を学びます。また、他コースの科目も受講することで、専門知識の幅を広げます。
研究の基礎固めと実践力を養う
各コースの専門科目及び他コースの専門科目を学ぶことで研究の基礎としての専門的知識を習得します。また、プロジェクト授業では、専門分野や研究室に分かれ少人数教育を実施し、実践力を養います。
研究で、先端技術を習得
研究室に分かれ、研究の基礎を学び、研究を進めながら先端技術を習得します。総仕上げとして、研究成果の発表や卒業論文を作成します。
研究室紹介
【研究キーワード】ソフトアクチュエータ、ウェアラブル制御機器、組込みコントローラWEBデータベース研究室(北川 文夫)
【研究キーワード】データベース、Web応用、センサー 言語処理研究室(椎名 広光)
【研究キーワード】アルゴリズム開発、言語処理 知能制御研究室(山田 訓)
【研究キーワード】強化学習、知的制御、シグナル伝達系、免疫幾何学と特異点研究室(川島 正行)
【研究キーワード】特異点、位相不変量、平面曲線計算機統計研究室(柳 貴久男)
【研究キーワード】統計分析、データサイエンス代数学研究室(加瀬 遼一)
【研究キーワード】多元環の表現論、傾加群、傾変異知能情報学研究室(綴木 馴)
【研究キーワード】モデル評価解析、画像処理、神経回路シミュレーションデザイン研究室(荒木 圭典)
【研究キーワード】コンピュータシミュレーション数値解析学研究室(河野 敏行)
【研究キーワード】線型方程式、ICT
【研究キーワード】電動車いす、アクティブ補装具、受動歩行機 ソフトコンピューティング研究室(李 天鎬)
【研究キーワード】人工知能、深層学習、進化的計算 身体計測工学研究室(久野 弘明)
【研究キーワード】生体情報、VR、AR、ロボット知能システム研究室(秋山 英久)
【研究キーワード】サッカー、計算機シミュレーション、環境地図構築音楽情報処理研究室(菅野 幸夫)
【研究キーワード】数値計算、記号計算、コンピュータグラフィックスWEB工学研究室(廣田 雅春)
【研究キーワード】ビッグデータ、機械学習、データマイニング視覚情報科学研究室(江本 正喜)
【研究キーワード】映像システム、視覚、立体視計算科学研究室(榊原 道夫)
【研究キーワード】高速高精度計算、画像処理計算の加速 安全設計研究室(松浦 洋司)
【研究キーワード】安全設計、非破壊試験 データ工学研究室(劉 渤江)
【研究キーワード】データベース、システム開発
【研究キーワード】メカトロニクス、ロボット制御工学、制御工学画像認識研究室(浅山 泰祐)
【研究キーワード】モーションキャプチャー、コンピュータグラフィックスシステム制御研究室(小林 亘)
【研究キーワード】ロバスト制御、水道水圧駆動、ライフサポートゲーム工学研究室(大山 和紀)
【研究キーワード】ゲームプログラミング、ゲームによる社会貢献
IoT仮想化研究室(木戸 善之)
【研究キーワード】HPC、IoT、クラウド、ネットワークゲームシステム研究室(下田 紀之)
【研究キーワード】ゲーム開発、ゲーム制作、ゲームメカニクス教育システム研究室(三宅新二)
【研究キーワード】気づき、理解介護・福祉ロボットシステム研究室(趙菲菲)
【研究キーワード】ウェアラブル装置、人間工学ロボットアーキテクチャ研究室(横田雅司)
【研究キーワード】メカトロニクス制御機器、パワーアシスト装置、MPU
Student’s Voice
在学生(4年生)
柳樂 海州
島根県立浜田高校出身
時代の最先端を知り 好奇心のその先へ。
著しく進歩する情報システムを専門的に学びたく入学。もともとプログラミングの知識は全くなかったのですが、4年間で5~6のプログラミング言語を習得できました。今はGANと呼ばれるAI技術を活用し、小説の情景描写から画像を生成してVRに投影する研究をしています。
読み手次第で解釈が変わる描写をシステムに画像化させることは難しいですが、どんな結果になるか楽しみです。ゼミの学生の中には、フードデリバリー時に、現在の交通情報から最適ルートを提案するシステムを作っている人も。各々が興味のあることや思いついたアイデアを、自由に実現できる環境です。もちろん講義だけでも情報システムの知識を広く学ぶことができます。
情報技術の進化スピードは速いですが、それはずっと新しいことに挑戦できるということ。卒業後もVRやAIの進化を追い続けていきます。
※在学生は前身の総合情報学部情報科学科の内容です。