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機械システム工学科

機械システム工学科

 

基礎力と実践力を備えた
創造力豊かなエンジニアへ

機械工学の基礎を学び、設計・開発のスキルやコンピュータの利用技術を身につけられる。JABEE認定(2027年度卒業まで認定、6年ごとに認定継続審査あり)を受けた高等機械システム(MS)コースは、世界基準の教育が自慢。技術の進化が加速する現代に求められる創造力と国際的な視点を養って、未来のものづくりを支え、人や環境にやさしい技術を生み出すエンジニアをめざそう。

デジタルパンフレット
機械システム工学科

学ぶ領域・分野

[機械工学]

機械工学技術の基礎原理と応用を体系的に学修。熱力学、機械力学、流体力学、材料力学という機械工学の4つの柱を基礎に、生産工学や機械設計などのものづくりに直結する技術、設計に必要な製図能力を身につける。科学技術倫理についても学び、社会に貢献できるエンジニアとしての能力と素養を培う。

[航空・宇宙工学]

航空・宇宙分野における最先端の技術を修得。機械工学の基礎技術をカバーしたうえで、航空機やロケットに関する航空流体力学、ジェットエンジンやロケットエンジンの動作原理、航空機の材料力学、運動力学についても学び、ロボット工学も実施。全産業に通ずる基本的な考えを学ぶ。

4年間の学びの流れ

Student’s Voice

平松 佑都
岡山県立岡山芳泉高校出身

1年次

機械工学のベースづくり

数学、物理学といった4年間の学びの下地になる知識に加え、設計に必要な機械製図の技術、加工学などを学ぶ。これらは機械工学の全体像をつかむうえで欠かせない知識・技術。基本をしっかり押さえたうえで、2年次からの高度な学びへと移行する。

2年次

専門性と資質を磨こう

機械(ME)コース、航空・宇宙(AS)コース、高等機械システム(MS)コースの3つから、自身が関心のある領域を選択。1年次で修得した基礎力を専門領域に応用する。一方では社会に貢献できるエンジニアに求められる資質に磨きをかける時期にあたる。

3年次

理想のエンジニア像を描く

専門科目を学び、卒業研究に向けた下準備を開始。全コース共通で4系列「材料システム」「エネルギーシステム」「計測・制御システム」「設計・生産システム」の実験を通して、理想のエンジニア像を見つける。教わる側から手を動かして考える側へ、学びはより深く展開していく。

4年次

主体性のあるエンジニアへ

希望する研究室に配属され、1年間かけて機械システム分野に関する最先端の研究を行う。ここで重要になるのが主体性。それぞれが進んで研究計画を立て、工学上の課題を解決する経験を積むことで、社会に通用するエンジニアへの道を切り拓く。

カリキュラム(専門教育科目)

選択科目 選択必修科目 必修科目

  1年次 2年次 3年次 4年次
基礎科目 共通 微分と積分線形代数
機械数学微分方程式
基盤物理学Ⅰ・Ⅱ/基盤物理学実験
力学Ⅰ・Ⅱ
数学基礎/力学基礎
フーリエ解析   卒業研究Ⅰ・Ⅱ
専門科目 共通 コンピュータ基礎機械製図Ⅰ・Ⅱ
計測工学

機械工学セミナー/加工学Ⅰ
機械材料
情報リテラシー
加工学実習材料力学Ⅰ・Ⅱ
マテリアルサイエンスⅠ・Ⅱ
熱力学Ⅰ・Ⅱ
流体力学Ⅰ・Ⅱ
機械力学Ⅰ・Ⅱ
自動制御Ⅰ
機械要素Ⅰ・Ⅱ
加工学Ⅱ
/数値計算
機械工学実験Ⅰ・Ⅱ
熱と流れ/機械設計学
自動制御Ⅱ
機械(ME)
コース
  メカトロニクス CAEⅠ/創造PBLⅠ
機械のデザイン
エンジン工学
CAD/CAM
弾塑性力学の基礎
航空・宇宙
(AS)コース
  航行運動学 CAEⅡ/創造PBLⅡ
航空宇宙材料の力学/航空流体力学
ロボット工学
高等機械
システム(MS)
コース
  上記2つのコースの科目から選択可能 機械のデザイン
CAEⅠ・Ⅱ
創造PBLⅠ・Ⅱ

その他、上記2つのコースの科目から選択可能
※卒業には124単位を修得(うち基盤教育科目より34単位)が必要です。
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