課題解決型プロジェクト科目で
ビジネススキルを養い、
幅広い業界で活躍できる力を育む。
本学科では、大きな特色であるマーケティングとデータサイエンスの領域に加え、スポーツに関わるビジネスやアナリティクスが学べます。そのために、「経営学コース」「ビジネスデータサイエンスコース」「スポーツマネジメントコース」を用意し、幅広い業界で活躍できる知識と技術をもった人材の養成をめざします。さらに、企業と学生が連携する課題解決型プロジェクト科目「イノベーション・ラボ」で問題解決力と価値創造力を培い、学生の企画力、データ分析力、プレゼンテーション能力を高めます。

学ぶ領域・分野
[マーケティングと戦略]
優れた製品やサービスをつくり、販売するだけではなく、顧客が製品やサービスを使用する現場に注目し、魅力的な価値を提案したり顧客と一緒に価値を創造したりする理論と実践を学び、考察を深める。
[データサイエンスと情報活用]
ビッグデータという情報改革によってビジネスも市場も社会も、そのあり方が大きく変化している。競争で優位に立つことにつながるビッグデータ分析の意義と、経営目線でデータを収集、分析、活用する方法を実践的に学ぶ。
[スポーツビジネスとアナリティクス]
ビジネス×スポーツ、データサイエンス×スポーツをコンセプトに構成されており、実践的なスポーツサービスの仕組みづくりやスポーツ組織のマネジメントについて学び、スポーツのゲームの要素を、データを用いて多様な角度から分析する。
4年間の学びの流れ
各領域の入門科目で基礎を学ぶ
「経営学基礎」などの基礎科目と併せて、各領域の入門的専門科目を履修。社会を学び、経営を学ぶうえで必要となる素養を身につけます。基礎教養ゼミナールは全教員が担当し、きめ細かく指導します。
基礎から専門への積み上げで、大学での学びの応用力を培う
コースに分かれ、各コースの充実した専門科目、ビジネスやスポーツに関するデータ活用に必要となるデータ収集・分析の手法を学習。大学での学びの応用力を培うとともに、ビジネスに有用な英語力を身につけます。
イノベーション・ラボで実践力を磨く
企業や地域が抱える課題を、当該企業のマーケティング担当者や教員とコラボレーションしながら解決する、産官学連携の課題解決型プロジェクト科目「イノベーション・ラボ」に取り組みます。
卒業研究で、応用力に磨きをかける
マーケティングと戦略、データサイエンスと情報活用やスポーツビジネスとアナリティクスに関する領域を含め、3年次までに取り組んだ専門科目やイノベーション・ラボを基に、もっとも関心のあるテーマで卒業論文を作成します。
カリキュラム(専門教育科目)
選択科目 必修科目
1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 | |
---|---|---|---|---|
基礎科目 | 経営学基礎 商学基礎 簿記基礎 経済学基礎 心理学基礎 法学基礎 |
卒業研究Ⅰ・Ⅱ | ||
ビジネスデータ基礎科目 | 経営情報基礎 統計学基礎 |
|||
スポーツマネジメント基礎科目 | スポーツマネジメント論 スポーツ統計学 |
|||
経営学コース | マーケティング論 ベンチャービジネス論 ミクロ経済学 公共政策 |
マーケティング戦略 サービスマネジメント サービス社会システム 消費者行動 マーケティング・コミュニケーション まちづくりと商業 経営戦略 経営組織 ファイナンシャルプランニング 簿記原理 マクロ経済学 国際社会と法 経済政策 |
国際経営 観光ビジネス 人的資源管理 財務諸表論 専門英語Ⅰ 専門英語Ⅱ 社会福祉と法 |
|
ビジネスデータサイエンスコース | 情報リテラシー データサイエンス入門 社会調査入門 |
ビジネスデータ分析 調査と分析 マーケティングデータ分析1 マーケティングデータ分析2 社会心理学 集団心理 意思決定論 |
マーケティング・モデリング マーケティング・サイエンス データサイエンスと分析 ITビジネス戦略 |
|
スポーツマネジメントコース | スポーツデータ解析 現代スポーツメディア論 スポーツキャリアデザイン スポーツ社会調査 スポーツトレーニング論 スポーツコーチング論 |
スポーツマーケティング論 地域スポーツ経営論 eスポーツビジネス論 スポーツと地域イノベーション スポーツデータ実践講座 スポーツ技術・戦略 スポーツ現場実習 |
||
演習 | 基礎教養ゼミナール | イノベーション・ラボⅠ・Ⅱ |
※履修モデルはこちら
研究室紹介
Student’s Voice
在学生(3年生)
小林 祐介
岡山県立岡山操山高校出身
「イノベーション・ラボ」で培う データ分析の実践力
高校生の時に参加した地域地理学会で統計分析という分野に出合い、データサイエンスについて深く学べる岡山理科大学に進学を決めました。3年生になった今、企業や自治体と連携して行うプロジェクト科目「イノベーション・ラボ」の授業の一環として、さまざまなコンペティションに挑戦しています。先日は、「和歌山県データ利活用コンペティション」の最終選考に残り、コロナ禍におけるサテライトオフィスの新しいアイデアを提案することができました。
理大に入ってよかったなと思う点は、先生方がとてもフレンドリーで話しやすいこと。ラボ選びの際も、所属する森ゼミの先生はもちろん、たくさんの先生方と相談しながら決めることができ、とても心強かったです。あと1年となった大学生活、データ分析技術をさらに究めて、人と時代を読み解く経営学と統計のプロをめざします。