私の成長ストーリー梶田 くるみ さん

- 入学前はどのようなことに関心をもって岡山理大に入りましたか?
- 小さい頃から自動車や船舶に興味があり、いつか自分自身もそれらに関わる分野の勉強・研究をしたいと思っていました。高校生のとき、自分の夢を叶えるためにはどの学科が良いのだろうと探しているうちに、幅広い分野で機械工学を学ぶことができる機械システム工学科がぴったりだと思い、岡山理大に入学しました。
- 入学後で特に印象に残っている岡山理大での学びはどのようなものですか?
- 岡山理大で機械工学を学ぶ中で、それらの分野に関わるものを実際に見たり触れたりする機会が多くあります。その中でも加工学は特に印象に残っています。使用する工作機械や用いる技術にはさまざまなものがあり、実際に工作機械を見たりすることで、その技術が日々進歩していることを学びました。これらの経験を通じて、機械工学の奥深さと可能性を実感しました。
- その学びをいかして出すことができた成果や成長の実感について教えてください。
- 卒業研究は工作機械と医療分野を組み合わせた内容で、あまり前例がないため、手探りの中、始まりました。研究を進める中で上手く結果が出ないときもありましたが、さまざまなアプローチを試すことで解決することができました。これも、大学生活の中でさまざまな分野に興味をもって調べることの重要性を学んだおかげです。機械工学と他の分野をどのように組み合わせたら問題を解決できるか、日々考え続けました。
研究室の先生方のご協力や、同じ研究室のメンバーと意見交換を行い、切磋琢磨しながら研究を進めることができたおかげで、工作機械技術振興賞奨励賞をいただきました。
- 今から振り返ると、ワクワクに目覚める前の自分はどういう状態でしたか?
- 高校生の頃は漠然と機械工学を学びたいと考えていました。しかし、機械工学にはどのような分野があるかについてまだはっきりとしたイメージを掴めていませんでした。受験期は機械工学にどのような分野があるのかを調べ、将来どのような自分になりたいかイメージを少しずつ固めていきました。
- 後輩へのメッセージをお願いします。
- 岡山理大にはさまざまな設備が揃っており、自分の学部以外の設備を見たり触れたりする機会がたくさんあります。この環境を最大限に活用し、さまざまな分野に興味をもって調べてください。学生時代に経験したり、挑戦したことは今後の生活で必ず役に立つと思います。