私の成長ストーリー撹上 瑚東 さん

- 入学前はどのようなことに関心をもって岡山理大に入りましたか?
- 幼少期より興味をもっていた恐竜や化石について、専門的な知識を学ぶため、化石を含めた地球科学を広く学ぶことのできる岡山理大へ入学しました。
- 入学後で特に印象に残っている岡山理大での学びはどのようなものですか?
所属している学科では、恐竜を学ぶ際、地球科学に加えて、生態学などの知識も合わせて理解することで、複数領域とその学際的な関係を学ぶことができます。このような視点を用いれば、多角的かつ科学的な問題解決能力を養うことにつながると実感しています。
- その学びをいかして出すことができた成果や成長の実感について教えてください。
- 実物の化石や地層に触れるだけでなく、古生物学や生物学などの知識をもとに、多角的に問題解決を行っていく学科での経験は、学問にとらわれず、自分を大きく成長させてくれます。たとえば、アルバイト。与えられた業務以外を複数担当し、業務間に存在する関係性を理解することで、日々発生する各種問題に対応できました。そのような姿勢が、周りの方々にも高く評価していただき、充実した学生生活を送れたと思います。また、就職活動でも、複数の目線から問題解決を図ることで、エントリーシートや履歴書の作成、面接への対応などに応用できていたと感じています。
- 今から振り返ると、ワクワクに目覚める前の自分はどういう状態でしたか?
- 恐竜を学びたい、という気持ちはありましたが、自分が何をしたいのか、具体的にイメージできていなかったと思います。大学での講義や実習を通して、科学的な基礎知識を習得しつつ、アルバイトや友人との関係性構築などを通して、人間力を向上させることができた結果、自らの適性や思いの具現化へつながっていった、と今では考えています。
- 後輩へのメッセージをお願いします。
- 恐竜や古生物学を本気で学びたい人にとって、最高の環境だと思います。私は研究職を目指してはいませんが、今後の活動にも応用できる大きな学びを得ることができると思います。卒論では、日本の中生代の地層を対象に、過去の環境復元を通じて、少しでも古生物学の発展に貢献できればと考えています。勉強だけが大学生活ではありません。講義などの学びはもちろん大切ですが、課外活動や学外活動、大学生活を通して出会う人々との関係性なども大切にしてほしいです。可能性がたくさんあるほど、人生は豊かにできると思います。後に大学生活を振り返ったとき、自分で可能性を切り開いた経験は、きっと幸せな人生へつながると信じています。