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大学院生が最先端の研究で活躍! 理工学研究科奨励賞の授賞式

2025.03.14更新学科レポート
[物理学科]

大学院生が最先端の研究で活躍! 理工学研究科奨励賞の授賞式

 3月11日に本学の理工学研究科で、2024年度「理工学研究科奨励賞」の授賞式が行われました。この賞は、大学院生の優れた研究成果を表彰するもので、今年は物理学科出身の3名が受賞しました。

 受賞した研究テーマは、どれも最先端の技術に関わるものです。修士課程の学生2名は「EPMAによるCuInSe₂化合物半導体結晶の評価」と「PT対称性を用いた連続回転体へのワイヤレス給電」、博士課程の学生1名は「高精度な誘電率測定システムの開発と原子価互変異性二核錯体の誘電率」という研究テーマで、それぞれ表彰されました。

 ワイヤレス給電の研究で受賞した学生は、「ワイヤレス給電とは、電線を使わずに電気を送る技術です。これまでは、送信側と受信側の角度が変わると安定した電力供給が難しかったのですが、今回の研究で世界で初めて安定して電力を送れることを示せました」と話しました。研究が思うように進まず大変な時期もあったそうですが、「試行錯誤を重ねて成果を出すことができて、とてもうれしいです」と喜びを語りました。

 物理学科で研究に挑戦する学生達は、科学技術の発展に貢献しながら、自らの可能性も広げています。