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山脇山月堂コラボ 特設サイト

 

岡山理科大学4つの研究の
イメージイラストをあしらった特別パッケージのきびだんごが登場!

 
岡山理科大学&山脇山月堂さんとのご縁でできた
「四種きびだんご 岡山理科大学パッケージ」

 令和5年6月1日から、山脇山月堂様と本学とのコラボによる四種きびだんごと二種きびだんご「岡山理科大学パッケージ」での販売が開始されます。このコラボレーションは地元団体と岡山理科大学が所属している加計学園との包括協定の締結を契機として、地域貢献として相互にできることから岡山を盛り立てていこうとの思いから始まった企画です。
 理大岡山キャンパスのコンビニエンスストアのほか、山脇山月堂のオンラインショップで購入いただけます。

 

 

きびだんごパッケージ

4つの研究について


好適環境水

好適環境水


好適環境水は世界を救う。地域の抱える課題をともに解決へと導く。

 海水の中から海の魚に必要な成分をナトリウム、カリウム、カルシウムなどに絞り込んで、海水魚も淡水魚も同じ水槽で飼育できるようにした人工飼育水が「好適環境水」です。「第三の水」「魔法の水」とも呼ばれ、山本俊政准教授(生物科学科 就任予定)が開発しました。

 これまでに岡山キャンパスの養殖施設(35t水槽4基、140t水槽1基など)で、クロマグロ、ニホンウナギ、バナメイエビ、ベニザケ、トラフグ、クエ、ヒラメ、アジなどの養殖に取り組み、海水での養殖より成長が早く、病気になりにくいことがわかっています。こうした魚は、生食用や加工食品として大手百貨店などで販売され、「安心・安全な食材」として好評です。国内だけでなく、タイでブラックタイガーの養殖実験、カンボジアでは国際協力機構(JICA)のプロジェクトとして、オニテナガエビの種苗生産実験に取り組み、モンゴルではウランバートルのサテライトオフィスで「KITAGAWA株式会社」(本社・静岡市)とハタの陸上養殖に関する共同研究も行っています。
 新たなプロジェクトが、山本准教授の研究室と、福島県を拠点にスーパーなどを展開する「株式会社いちい」(本社・福島市)、NTT東日本の3者で始めたベニザケの養殖事業です。現在、いちいの本社敷地内で、稚魚を育てているところで、NTT東日本がデジタル技術を駆使した水槽管理システムを担当しています。1、2年後には出荷が可能になるまで成長するはずです。

 山本准教授は「都市圏の地下を活用したり、過疎化が進む限界集落を利用して、養殖事業を展開することもできます。大きな可能性を秘めた好適環境水をどんどん広めて、社会に貢献し続けたいと考えています」と夢を膨らませています。この好適環境水の技術は、社会変革をもたらす優れた事例を表彰する「第10回技術経営・イノベーション大賞」(一般社団法人科学技術と経済の会主催)で今年2月、審査員特別賞を受賞しました。

 


ワインについて

理大でワインを探究する
ワインプロジェクトプログラムの挑戦



 2017年4月より、岡山理科大学ワイン発酵科学センターにて、産官学連携プロジェクト「ワインプロジェクトプログラム」がスタート。
 4年目となる2021年3月、初の修了生を送り出しました。さらなる充実をめざすプログラムについて紹介します。
研究施設や圃場を完備し、
学生と本格的なワイン醸造をめざす
 世界中で愛され、消費されるワイン。そんなワインづくりを科目化し、一から本格的に学べるのが理大のワインプロジェクトプログラムです。履修学生は、ブドウの栽培・管理から始まって、収穫、発酵、醸造、完成までの一通りの流れを経験することができます。民間企業でブドウ栽培・ワイン醸造のプロとして長年現場に携わってきた、金子明裕教授と川俣昌大准教授が専任教員として担当。学生を指導しながら、質の高いワインづくりをめざして活動を行っています。

 拠点として、ワインの醸造機器や分析機器、酵母・乳酸菌の培養装置などを備えたワイン発酵科学センターをB1号館に開設。さらには、岡山キャンパス裏手の自然植物園そばの敷地に実験圃場を整備しました。さまざまなワイン用品種のブドウを栽培し、岡山の気候・土地に適したブドウ品種の研究を進めています。

 ワインプロジェクトプログラムは、講義と実習の2本柱。未成年者であることに配慮し、1・2年生はワイン醸造に関する知識を座学で学んだ後に実習が行われます。希望する学生は、4年生でブドウ成分の香り・味の分析や酵母の採取・観察などをテーマに卒業研究に挑戦しています。プログラムは、2021年4月からブランド科目としてリスタート。さらなる充実が期待されます
 


いきものQOL

いきものQOL



 岡山理科大学では動物たちにやさしい医療や動物たちの健康づくりに向けて、獣医学部と情報理工学部が共同で、デバイス開発に取り組んでいます。

 総合大学の強みを生かし、学部の枠を超えた“獣工連携”による獣医療の新しいスタイルです。動物たちのQOL(Quality of Life=生活の質)向上は、ヒトのQOLにもつながります。

 動物とヒトの豊かな生活実現をめざす「いきものQOL」の研究現場を、シリーズでレポートしています。
 


恐竜博物館

恐竜学博物館



 恐竜学博物館は、岡山を中心とした地域の自然科学教育と普及に貢献することを目的として、2018年に設立されました。この博物館では、標本だけでなく、モンゴル・ゴビ砂漠での発掘調査から研究に至るプロセスも展示しています。

 2020年4月、メイン展示室を一新し、恐竜をはじめとする生物の進化と地球環境の変遷を具体的に学習することができるようになりました。恐竜学博物館は、自然科学分野の教育拠点としての役割と、日本国内の恐竜研究拠点としての役割を果たしていきます。

 化石処理室・研究室はガラス張りで、発掘調査から化石のクリーニング作業、標本作製、その後の研究に至るまでのプロセスを目前でみることができます。
 モンゴル・ゴビ砂漠で発見されたさまざまな獣脚類の標本、最新研究成果の展示も必見です。
 展示ホールでは、本学で行っているモンゴル・ゴビ砂漠での発掘調査、研究についての紹介や、日本ではここでしか見られないゴビハドロスの骨格標本、珍しい恐竜の足跡の化石も見られます。発掘地の3Dデータを実際に操作したり、調査地のマップを調べてみたり、ぜひ、恐竜の発掘調査を体感してみてください。
 
恐竜学博物館
メイン展示室
化石処理室・研究室
開館時間 10:00~16:45
入館料 無料
お問い合わせ先 岡山理科大学 恐竜学博物館
TEL. 086-256-9804

館長 石垣 忍教授

クイズの答え

四種きびだんご
(問題)次のうち、恐竜の特徴にあてはまらないものはどれでしょうか?
1.直立歩行をする 2.陸でくらす 3.爬(は)虫類である

(問題の答え)
なし(すべて恐竜の特徴です)

 「直立歩行をし」「陸にくらしていた」「爬虫類」のことを恐竜とよびます。
 「直立歩行」とは、哺(ほ)乳類のように脚をからだの真下にのばして歩く状態のことです。現代の一般的な爬虫類(ワニやトカゲ)は、脚が横に張り出しているので、恐竜には入らないんですね。恐竜時代にも、クビナガリュウやモササウルスなどの爬虫類がいましたが、海にくらしていて、恐竜のような足の付き方ではないため、これらも恐竜には分類しないのです。同じ理由で、恐竜時代に空を飛んでいた翼竜も恐竜ではありません。「直立歩行」、「陸」、「爬虫類」、この3つを満たすものが恐竜なんですね。

 


二種きびだんご
(問題)「しみを予防するため、美白化粧品と同じように、ビタミンCが豊富に含まれているレモンを輪切りにしてパックをするのはよい方法だ。」
これは〇か×かどちらでしょう?

(問題の答え)
 実はこれはとても危険な行為なのです。
 しみの原因はお肌の細胞がつくるメラニン色素です。メラニン色素は酸化反応によって生成されるため、レモン汁にたくさん含まれている抗酸化作用があるビタミンCは有効です。
 問題は、レモンの汁ではなく、皮に含まれているソラレンとよばれる物質なのです。ソラレンは、紫外線にあたるとお肌に炎症を起こす物質に変化します。
 つまり、レモンパックをして部屋の中にいればまだ大丈夫ですが、外に出るとしみがひどくなってしまうことがあります。十分に注意してください。