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情報理工学科研究室所属の10名の院生が国際会議で発表、教員含め14件を発表

2024.10.30更新学科レポート
[情報理工学科]

情報理工学科研究室所属の10名の院生が国際会議で発表、教員含め14件を発表

写真1 国際会議参加の学生(10名)と教職員(7名)による集合写真

 令和6年10月22日~25日にかけて、広島国際会議場で開催された日本フルードパワーシステム学会(JFPS)主催の国際会議(Fluid Power Hiroshima 2024)で、情報理工学科の研究室所属の大学院生10名が研究成果発表を行いました。
 この国際会議は3年に一度開催される大会で、中国、台湾などのアジア圏からだけでなくアメリカやドイツ、イタリアなど欧米諸国からの参加者も多く、約20か国から参加者を集める国際会議です。日本で開催されるフルードパワー分野の国際会議としては1989年から36年にわたり続く歴史の長い大会になります。

 情報理工学科からは、赤木徹也教授(5名)、趙菲菲准教授(2名)、小林亘准教授(3名)の各研究室から10名の学生が空気圧分野や水圧分野の研究成果を発表しました(写真1)。オーラル(口頭)での発表に制限があったため、博士課程の学生以外はポスター発表となりましたが、興味を持ってくれた外国の先生や学生さんと緊密な交流ができ、皆楽しそうに発表をしていました(写真2&3)。
 ポスター発表を経験した学生からは、「最初は英語での発表や質問にドキドキしていましたが、いざ始まってみると、自分の研究に興味を持ってくれている人なので、同じ情熱(Passion)で交流できることがわかり、本当によかったです」と感想を話していました。
 学生の中には、学会のバンケット(懇親会:写真4)終了後に、仲良くなった台湾の学生と一緒に居酒屋に行っている学生もいました。学生にとっても国際交流の良い機会になったように思います。

 オーラルでの発表を唯一許された博士課程の小林卓巳くんの発表では、開発した弁に対して「Congratulations」(おめでとう)の言葉で評価される場面もありました。また、発表学生の内6名は学会の運営に関わるアルバイトとしても奮闘しました(写真5)。さらに、学生ばかりでなく、横田雅司助教(2件)や赤木教授や趙准教授と共同研究を行っている工作センター所属の篠原隆講師(1件)や医用科学教育センター所属の浅原佳江先生(1件)もオーラルでの発表を行い、岡山理科大学からは合計14件の発表を行いました。

 今回参加した学生たちは、国際会議での国際交流の重要性を知ったようで、「是非、後輩にも参加を促したい」「今度は海外に行って発表したい」など国際会議での発表への意気込みを語りました。

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写真2 ポスター発表の様子(タブレットで動画を見せながら説明しているM1田原さん)

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写真3 PCを使いながら説明するM1吉田君(奥)と試作弁を持って聴衆を待ち構える楽しそうなM1藤原君(手前)

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写真4 広島城址内の護国神社で開催の懇親会での一幕

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写真5 会場の照明や音響操作などを同級生に教えているM1石橋君