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モンゴルから今夏発掘の試料到着/9000万年前の化石を本格調査へ

2022.12.16更新理大レポート [岡山キャンパス]

モンゴルから今夏発掘の試料到着/9000万年前の化石を本格調査へ

「とてもワクワクしています」と語る千葉講師(右端)

 岡山理科大学とモンゴル科学アカデミー古生物学研究所が今夏、共同発掘調査したゴビ砂漠東部のバインシレ層(約9000万年前)で採取した試料約100点が12月15日、岡山理科大学に到着。これから本格的な研究が始まります。
 
 発掘調査は今年8月5日~8月14日、生物地球学部の高橋亮雄教授、實吉玄貴准教授、千葉謙太郎講師らがモンゴル側の研究者らとともに行いました。
 到着した試料は6つのケースに入った化石50点、岩石44点の計94点。恐竜をはじめとするさまざまな脊椎動物の化石などで、石膏で固めたジャケットに厳重にくるまれたり、プラスチックケースに詰め込まれたりしています。
 
 梱包を解きながら、千葉講師は「非常に貴重な化石がたくさん取れた調査でした。これから詳細な研究をするのが楽しみで、とてもワクワクしています」と目を輝かせながら話していました。
 

モンゴルから今夏発掘の試料到着/9000万年前の化石を本格調査へ

試料を開封する(右から)千葉講師、生物地球科学研究科修士課程の大越司さん、総合情報研究科博士課程の稲葉勇人さん、生物地球学科4年の村上凱星さん