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大学院理学研究科の井上さんが仁科賞受賞 「研究が純粋に楽しくて」

2021.03.18更新理大レポート [岡山キャンパス]

大学院理学研究科の井上さんが仁科賞受賞 「研究が純粋に楽しくて」

仁科賞の賞状を手にする井上さん(前列右から2人目)、その後ろが南教授

 岡山県出身の物理学者、仁科芳雄博士の業績をたたえる仁科顕彰会(会長・伊原木隆太知事)の2020年度「仁科賞」を、大学院理学研究科博士課程(後期)材質理学専攻の井上慎太郎さんが受賞しました。
 
 井上さんの研究は「タデ科植物アイのインジカン生合成経路の解明」。藍染めの染料となるインディゴの前駆体・インジカンの生合成に3種類のたんぱく質(IGS、FMO、SUS)が関わっていることを突き止めました。
 
 研究の魅力について、井上さんは「植物の細胞内の代謝機構が分かっていくのが純粋に楽しくて」と話し、「次はゲノム編集を用いた昆虫の研究に取り組みます。コオロギが食糧問題の解決につながる道を探ってみたい」と、新たな分野への挑戦に目を輝かせています。
 
 指導教員の理学部生物化学科・南善子教授は、教え子の快挙に目を細めながら「井上君は研究に対する姿勢が非常にストイックで、黙々と取り組みます。自らアイデアを出し,指導教員はもとより他の研究者とも十分ディスカッションし,実践することができる。着想もいい」と話しています。
 
 表彰式は3月15日、岡山県庁で行われ、井上さんは他の受賞者3人とともに伊原木知事から、賞状を受け取りました。

大学院理学研究科の井上さんが仁科賞受賞 「研究が純粋に楽しくて」

伊原木知事から賞状を受け取る井上さん