#13​「流れに流されてたどり着いた今の自分」(その1)

#13​「流れに流されてたどり着いた今の自分」(その1)

医療技術学科 堀 純也 教授

1つ目の転機:大学で何を学ぶ?〜

  現在,私は「臨床工学技士」という医療系国家資格の取得を目指す学生を養成する学科に所属している。
しかし、どうしてこの立ち位置にいるのか,実は自分でもよく分かっていない。

ここにたどり着くまでに3つの転機がり,その1つでも違う選択をしていたら私はここにいなかっただろう。
そんな不思議な転機について,4回に渡って振り返ってみたいと思う。

自分の息子(高校生1年生)の話を聞いていると,
高校1年生にして目標を考え,志望大学もいくつか候補を挙げておくように指導されているようだ。

いざ自分の高校生の頃を振り返って見ると,1年生の頃など目標もなかったと思う。
部活に打ち込んだという事もなく,漫然とした高校生活をスタートした。

ただ,人に何かを教えるというのは得意だったようで,
何となく理科の先生がいいかな?なんて考えていた。
ただ,理科といっても,物理,化学,生物,地学などがあるわけで,
さて,どうしたものか・・と決めかねていた。

そんな中,たまたまテレビやっていたドキュメンタリー番組が目に付いた。
NHKスペシャルの「アインシュタイン・ロマン」。

6回に渡って放送された番組を見ているうちに,「こんな面白いことがあるのか!」と感激。

そこから物理が好きになった。

あの日,テレビを見ていなかったらどうなっていただろう?
子どもの頃から昆虫が好きだったので,生物系に進んでいたかもしれない。
これが1つ目の転機である。

そんなこんなで大学受験の頃には「物理学科」を目指す事になったのだが,
両親には「物理なんか勉強してどうするの?」と半分あきれられながらも,
「まあ,好きなことをやってみたら」と後押ししてもらえたことには感謝である。(続く)

高校生の頃に読んでいた本.
30年以上前の本だが今でも大切に持っている.