#​11 「夜空を見上げたら、公式が意味を持った ― 宇宙に惹かれる理大の日常」

#​11 「夜空を見上げたら、公式が意味を持った ― 宇宙に惹かれる理大の日常」

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小さい頃から星を見るのが好きだった。

夏休みにキャンプで寝転んで、流れ星を数えた記憶が鮮明に残っている。
そんな「宇宙ってなんでこんなに広いんだろう」という漠然とした興味が、今は理大で学びの中心になっている。




物理学科の授業は、とにかく数式との戦いだ。光の速度、万有引力、量子の不思議な性質。
テスト前は分厚い教科書とにらめっこしながら、「なんで解けないんだ…」と頭を抱えることも多い。
でも友達と一緒に解法を議論しているうちに、ふとした瞬間に公式が夜空の星とつながることがある。




ある日の帰り道、サークルの仲間と空を見上げた。
「あの光は何億年前に出たものなんだろうね」と言うと、
「授業でやった光の速度の計算で出せるじゃん」と誰かが返した。




気づけばギターを持っていた友人が「この音も波だから物理だな」なんて言い出して、笑いながら星と音楽と物理を同じ温度で語っていた。
こういう瞬間こそ、大学生活の醍醐味だと思う。
テスト期間はもちろん大変だ。

徹夜で演習問題を解き続けたこともあるし、コンビニのエナジードリンクが救世主になる夜もある。
でも「宇宙を理解したい」という気持ちがあるから頑張れる。夜空を見れば、勉強している意味を思い出せるからだ。


 

高校生にひとこと!

数式に疲れたときは空を見上げてみて。
理大に来たら、その星の光を“数式で語れる自分”に出会えるよ。