#8 覚えるだけじゃ足りない ― 生命科学部のテスト週間

#8 覚えるだけじゃ足りない ― 生命科学部のテスト週間


生命科学部のテスト期間は、本当に「暗記との戦い」だと思う。代謝経路、ホルモン、病理…。
分厚いプリントが机に山積みになる。
最初は「こんなに覚えられるの?」と絶望したけど、友達と声に出してクイズ形式でやると意外と頭に残る。



 

試験前の図書館は、まるで勉強会場。ノートを見せ合ったり、参考書を貸し借りしたり。
生命科学部は女子が多いからか、お菓子を持ち寄って「糖分補給しながら頑張ろう!」って笑う時間もある。
そういう雰囲気があるから、なんとか耐えられる。




私は吹奏楽サークルに入っているんだけど、テスト前でも1回は練習に行く。
楽器を吹くと一瞬で気分が切り替わるし、
サークル仲間が「勉強進んでる?」って声をかけてくれるのが励みになる。



 

大学のテストは高校の定期テストと違って、範囲が広くて深い。
でも一度理解すると、その知識が将来の医療や研究につながると実感できる。

「今の1ページが未来の患者さんにつながる」と思えば、頑張れる。

高校生にひとこと!
生物や化学の暗記が大変でも、それは未来に直結する知識。
入試の先には“人の命を支える学び”が待っているよ。