
情報理工学部
- HOME
- 学部・大学院・別科・機構
- 情報理工学部
学部長からのメッセージ
プログラミングからロボット技術まで。
情報技術をベースに、関連する先端技術の習得をめざす。
18世紀の後半からイギリスで始まった産業革命により、世界中で機械化、工業化が進んでいきました。現在、私たちが生きる21世紀初頭の世界は、第4次産業革命、つまり、情報・デジタル革命の
時代を迎えていると言われます。こうした状況のなか、日本政府も、日本のこれまでの歩みをSociety 1.0(狩猟社会)、Society 2.0(農耕社会)、Society 3.0(工業社会)、今の時代をSociety 4.0(情報社会)と定義。次の時代を、モノのインターネット、IoT(Internet of Things)や人工知能(AI)、ロボットなどが人の生活を支える便利で豊かな社会、Society 5.0と定めて、新たな技術開発や産業の振興をめざしています。
理大のミッションは、来たるべきSociety 5.0で活躍できる人材を育てること。そのように考え、2022年4月から情報理工学部情報理工学科を開設することになりました。
これまで理大では、主にソフトウエアに関する知見を深める総合情報学部情報科学科での約20年にわたる実績があり、なおかつ、工学部知能機械工学科でもロボットやメカトロニクス分野で活躍する人材を輩出してきました。こうした土台に、デジタル社会で重要度が増しているAIや情報セキュリティ、車や機械の自動運転を実現する制御系システム、ロボットと情報技術が組み合わさったAI制御システム、仮想空間をつくりだすデジタルゲームといった関連分野を充実させ、Society 5.0を支える人材を育てていきます。
そのため、情報理工学科では5つのコースと130の専門科目を用意。2年生から、それぞれの分野を極めながらも他のコースの科目を履修し、知識やスキルを肉付けできるカリキュラムにしました。1つのコースを突き詰めることも、複数のコースを横断的に学習することもできます。関わる教員も、1 つのコースの学生だけを担当するわけではありません。いわば、学科全体で皆さんの面倒を見る。そのような学び舎になると考えてください。
情報をベースにして、自分が好きな世界を自由に選んで学ぶ。それによって、これからの社会に必 要とされる人材へと育つ。そんな学びが、情報理工学科にはあります。理想のキャリアを、理大で学んでかなえませんか?
情報理工学部長 劉 渤江