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おかやま山陽高校で国際バカロレアを踏まえた実践を行いました

2025.07.03更新理大レポート

おかやま山陽高校で国際バカロレアを踏まえた実践を行いました

2025年6月24日、おかやま山陽高校にて、岡山理科大学によるIB(国際バカロレア)実習が行われました。この実習には、国語2チーム・数学2チームの大学生が参加し、それぞれ45分間の授業を2コマ担当。進学コースの高校生26名が参加し、活発な学びの時間が展開されました。
 
国語の授業では、「物語を見る視点について考えよう」「キャッチコピーを考えよう」という題材を通して、物語の多様な解釈や、言葉の持つ力について生徒たちが意見を交わしました。自分の感じ方を言語化する場面も多く見られ、活発な議論が繰り広げられました。
 
数学の授業では、「三角比を使ったゲーム」「お菓子のコスパを考えよう」というユニークなテーマが扱われました。中でも、「三角比を使った脱出ゲーム」の授業では、まだ三角比を学習していない高校生たちが、大学生スタッフのヒントをもとにグループで協力しながら前向きに問題に取り組む様子が見られました。
 
また、問題が解けたあとに「なぜそのように考えたのか」を説明するルールを設けることで、生徒一人ひとりがより深く思考し、理解を深めることができました。習っていない内容でも、既習事項を活用して自分たちの「使える武器」で挑む姿が印象的でした。
 
国語・数学どちらの授業においても、生徒たちが自ら考え、発信し、学び合う「主体的な学び」の姿が随所に見られました。
 
参加した生徒たちからは「とても楽しかった」「普段とは違う視点で学べて新鮮だった」といった感想が寄せられ、充実した時間となりました。
 
岡山理科大学では、今後も地域と連携しながら、国際バカロレア教育を通じて、生徒たちにより良い学びの機会を提供していく予定です。

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