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100人が恐竜の足跡化石に迫る/市民公開講座
2023.12.04更新理大レポート [岡山キャンパス]
講演後に見学を行う参加者
講師の石垣館長
楽しんでくださいと話す南副学長
恐竜の歩行を自ら再現する場面も
石垣館長に質問をぶつける参加者
風船をもらい喜ぶ親子連れ
調査用道具の展示に見入る参加者
2023.12.04更新理大レポート [岡山キャンパス]
講演後に見学を行う参加者
講師の石垣館長
楽しんでくださいと話す南副学長
恐竜の歩行を自ら再現する場面も
石垣館長に質問をぶつける参加者
風船をもらい喜ぶ親子連れ
調査用道具の展示に見入る参加者
この日の講座は見学からスタート。受付を終えた参加者はそれぞれ自由に学内を見学。各展示場所には生物地球学部の学生の皆さんが立っており、A1号館1階のタルボサウルス展示や、50周年記念館前の調査道具の特別展示は、多くの参加者で溢れており、展示の解説に聞き入る様子が見られました。
12時からは、本日のメインイベントの講演会。公開講座の開講にあたって南善子副学長が「学内の至る所に恐竜の展示がある。講演後に恐竜学博物館などを見学して、学びを深めてほしい」とあいさつしました。
講演では石垣館長が、これまでの恐竜研究の変移について説明。「恐竜研究が進むにつれ、復元図が大きく変化してきた。昔は尻尾を地面に付けた状態で、ノロノロと歩く様子を想像していた」と恐竜研究の変化について解説しました。
また、モンゴルのゴビ砂漠での足跡化石の特徴について、恐竜が歩いて凹んだ場所に砂が堆積して固まり、周囲から削れて凸状に残っていると説明。これまでに行った現地調査によって見つかった足跡化石を示しながら、「足跡の化石から歩行の様子がよく分かるし、恐竜の群れの個数や走る速度なども推測できる」とこれまでの恐竜研究成果を披露しました。
岡山市から参加した小学生の男の子は「恐竜がさらに好きになった。もっと恐竜のことについて詳しく調べたい」と喜んでいました。