
NEWS&TOPICS
- HOME
- NEWS&TOPICS
- 夏本番を前に紫外線について学ぶ/本年度2回目の市民公開講座
夏本番を前に紫外線について学ぶ/本年度2回目の市民公開講座
2023.06.17更新理大レポート [岡山キャンパス]
カメラで皮膚の状態を確認する参加者
「楽しく学んでいただきたい」とあいさつする南副学長
まずは座学で紫外線について学びました
講師の安藤教授
皮膚の観察を行おうと長蛇の列に
2023.06.17更新理大レポート [岡山キャンパス]
カメラで皮膚の状態を確認する参加者
「楽しく学んでいただきたい」とあいさつする南副学長
まずは座学で紫外線について学びました
講師の安藤教授
皮膚の観察を行おうと長蛇の列に
講師は生命科学部生物科学科の安藤秀哉教授。タイトルは「太陽紫外線と肌の老化ー”しみ”と”しわ”はどうしてできるの?その対処法とは?-」。
開講に先立って南善子副学長が「本日は、大変気温も高く、紫外線が強く感じるので本日の内容にぴったり。皆さんが楽しんでしっかり学んでいただければと思います」とあいさつしました。
講座で安藤教授はまず、皮膚と紫外線の関係について話され、「紫外線は、直接的又は間接的にDNAに損傷を与える。その結果、しわやしみの原因になる。ひどい場合には皮膚がんになる恐れも。サンクリーン剤(日焼け止めクリーム)を使用する等、対策を行うことが大切」とし、紫外線の怖さについて語るとともに、日焼け対策として長袖の服を着るやサングラスをかける等、その中でも特に日焼け止めクリームの使用を呼び掛けました。
ただ、紫外線の悪い面に多く触れながらも、「紫外線にはカルシウムの吸収を促進する効果や殺菌作用がある。10分程度の適度な日光浴は必要」とし、紫外線と上手く付き合っていくことが大切と話していました。
講座の後半には、「肌や細胞の観察」としてミニ実験。参加者は安藤先生の研究室の学生と共に、顕微鏡等で肌の細胞を観察。肉眼では見ることができない肌の細胞を見るため、顕微鏡には長蛇の列ができていました。
友人と共に倉敷市から参加の高校生は「太陽の光でを浴びすぎると、皮膚がん等の病気になることに驚いた。日焼けには気を付けたい」と話し、顕微鏡で見た細胞については「私自身の皮膚にも大量の細胞がいることにびっくり」と話していました。