岡山理科大学の入学宣誓式が４月３日、岡山キャンパスは加計記念体育館で、今治キャンパスは体育館で行われ、学部・大学院・留学生別科などを合わせて１６９３人が新たな門出の日を迎えました。
 
　今治キャンパスでは、平野博之学長が、大学院の理学研究科、工学研究科、総合情報研究科、生物地球科学研究科の４研究科を発展的に統合・再編して「理工学研究科」を開設したことを宣言した後、総計１６９３人、獣医学部としては２１５人の入学を許可しました。
　続いて、平野学長は「研究室で実践的な研究体験をする『ラボ研修プログラム』や地域で動物標本展示の活動を行う『Muzoo（ミューズ）』などの準正課教育プログラムが盛んである」ことに触れ、また「人生の指針となる最良の本と出会い、大学生活を通して、仲間と切磋琢磨しながら自分の資質・能力を磨き、社会でたくましく生きる力を身に付けてほしい」と式辞を述べました。
 
　入学生代表宣誓では、獣医学科１年の井上菜々子さんが、「故郷にできた岡山理科大学で『One World, One Health, One Medicine』の精神を学び、将来地元に貢献していけるような獣医師になりたい」として抱負を述べ、「動物の命を扱うという責任を常にもち、学生として勉学に取り組むことができることに感謝し、仲間とともに充実した大学生活を送ることを誓います」と力強く宣誓しました。