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岡山キャンパスで「キッズスペースパーク」開催/250人の家族連れでにぎわう

2022.10.01更新理大レポート [岡山キャンパス]

岡山キャンパスで「キッズスペースパーク」開催/250人の家族連れでにぎわう

隕石を観察する親子連れ

 未知の世界に触れることで子どもたちの好奇心をかき立て、夢あふれる人材の育成につなげようと、10月1日、岡山キャンパスで「わくわく!宇宙体験! キッズスペースパーク」が開催され、親子連れら約250人が参加しました。
 
 公益社団法人・岡山青年会議所が主催。午前は小学生の部で、午後が中学生の部。午後の開会式では岡山理科大学の平野博之学長が、「宇宙の研究には、一見関係なさそうな分野も含めて、さまざまな知識がないと夢をかなえることができません。今日はすべてを吸収してやろう、という気持ちでしっかり勉強してください」とあいさつしました。
 
 会場はC1号館、学園創立50周年記念館、附属高校体育館・グラウンドなど。小惑星探査機「はやぶさ2」ミッションマネージャの吉川真さんの講演をはじめ、隕石の分析体験、真空体験、モデルロケット打ち上げ、探査機操作体験、宇宙食試食体験など盛りだくさんな内容でした。
 
 吉川さんの講演はC1号館・理大ホールであり、123万3807個もある小惑星の中の「リュウグウ」から岩石を持ち帰った「はやぶさ2」の仕組みやミッションの内容・意義などを、子どもたちにも分かりやすく説明。小惑星について、太陽系と生命の起源と進化を探ったり、鉱物や水資源として活用したりするなど、重要な天体であることを強調しました。
 
 附属高校体育館で行われた隕石分析体験では、岡山理科大学の新原隆史・理学部基礎理学科准教授の研究室が保管している月や火星由来の隕石などを展示。参加者は顕微鏡で観察しながら学生スタッフの説明を聞いて、遠い天体へ思いをはせていました。
 また、惑星探査機の操作体験では、子どもたちがスチロールで思い思いの車輪を作り、ラジコンカーのタイヤに装着。砂の上をどれだけ走れるかを競いました。
 
 一方、50周年記念館4階ホールでは、ドーム状の天井を利用して、「宇宙兄弟」のプラネタリウム番組を上映。参加者は床に寝そべって満天の映像を楽しんでいました。

岡山キャンパスで「キッズスペースパーク」開催/250人の家族連れでにぎわう

隕石の顕微鏡写真(偏光板あり)

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探査機の車輪づくりに挑戦する子どもたち

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自分で作った車輪を付けたラジコンカーを走らせます

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開会式であいさつする平野学長

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「はやぶさ2」について講演するJAXAの吉川さん

岡山キャンパスで「キッズスペースパーク」開催/250人の家族連れでにぎわう

宇宙服姿で記念写真を撮るコーナーも