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福島での実証実験に合わせて、岡山でもベニザケ養殖スタート

2022.04.26更新理大レポート [岡山キャンパス]

福島での実証実験に合わせて、岡山でもベニザケ養殖スタート

岩手から運ばれてきた稚魚

 福島県内で株式会社いちい(本社・福島市)とNTT東日本、岡山理科大学が取り組んでいる好適環境水によるベニザケの陸上養殖実験に合わせて、成長度合いなどを比較するため、岡山理科大学岡山キャンパスでも4月26日、ベニザケの稚魚約1600匹の養殖がスタートしました。

 福島県内での実証実験は、世界初となるベニザケの完全閉鎖循環式陸上養殖ビジネスの実現をめざしたプロジェクト。NTT東日本がICTを活用した生産環境のマネジメントを、「いちい」が生産・加工・流通・販売を担当。岡山理科大学は好適環境水、養殖技術・ノウハウなどを提供し、生育指導・技術指導を行います。期間は2022年1月~2023年8月で、25トン水槽でベニザケ約1000匹を養殖しています。

 岡山キャンパスではこの日午前9時過ぎ、岩手県北西部の八幡平市で稚魚を積み込んだトラックが生物生産教育研究センターに到着。山本俊政・工学部応用化学科准教授や学生たちがトラックの水槽からバケツに移し、センターの35トン水槽に移すと、体長5センチ、重さ平均4・7グラムの稚魚が元気よく泳ぎ回っていました。
 この水槽で、成長度合い、生残率、生産性などのデータを集め、福島県内の養殖魚と比較して、実証実験に生かします。

 ベニザケは、ヒメマスが川を下り、海で成長した姿。国内外で需要は高いが、病気やストレスに弱く、成長が遅いことが理由で、事業規模の養殖には成功していません。山本准教授はこれまでにも、好適環境水によるベニザケの養殖研究を手掛けています。
福島での実証実験を紹介するアニメ(NTT東日本作成)


福島での実証実験に合わせて、岡山でもベニザケ養殖スタート

トラックからバケツでセンターの大水槽に移される稚魚

福島での実証実験に合わせて、岡山でもベニザケ養殖スタート

稚魚はトラックの水槽からバケツに移して、数をカウント しながら大水槽へ