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恐竜学博物館に新しい全身骨格が2体お目見え

2021.03.20更新理大レポート [岡山キャンパス]

恐竜学博物館に新しい全身骨格が2体お目見え

新たに展示されたヘレラサウルス(左)とドロマエオサウルス(右)。石垣教授を挟んで左が佐野さん、右が木村さん

 生物地球学部の2人の学生が卒業研究で組み上げた2体の恐竜の全身骨格(レプリカ)が2021年3月19日、岡山キャンパスにお目見えしました。
 
 初期の肉食恐竜「ヘレラサウルス」(全長3㍍)と鳥類に近い恐竜「ドロマエオサウルス」(全長2・3㍍)で、2体ともA1号館の1階エントランスホールに設置。すぐそばの「タルボサウルス」(全長約10㍍)と並んで、春休みなどで見学に訪れる子どもたちの人気を集めそうです。
 
 2人の学生は、いずれも石垣忍教授の研究室に所属する生物地球学科4年、佐野佑(たすく)さんと同、木村朝陽(あさひ)さん。
 ヘレラサウルスを組み上げた佐野さんは、「針金を使って指先から尻尾まで全身の関節を曲げられるようにしたので、姿勢が自由自在に変えられます」と独自に工夫した点を説明。「強度と柔軟性の両方がほぼ実現できました」と出来栄えに満足している様子です。
 
 一方、木村さんが組み上げたドロマエオサウルスも全身の関節が曲げられます。木村さんは「実物の骨の色に近づけるために茶色や赤色、黒色など7層塗りで仕上げました。本物の質感を味わってほしいと思います」と胸を張ります。
 
 2人とも全身骨格の組み上げを通して、「首があまり曲がらないことが分かった」(佐野さん)、「骨格構造がよく理解できた」(木村さん)と、得るものがしっかりあったようです。
 
 4月から佐野さんは東京都の環境設備会社、木村さんは広島県の半導体メーカーに就職し、新社会人の第一歩を踏み出します。恐竜研究に注いだ情熱を、今度は新たな世界で存分に発揮してくれることでしょう。
 

恐竜学博物館に新しい全身骨格が2体お目見え