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モンゴル初の海水魚養殖、順調に成育、今秋初出荷へ

2020.05.29更新理大レポート [岡山キャンパス]

モンゴル初の海水魚養殖、順調に成育、今秋初出荷へ

モンゴルで順調に育っているハイブリッドハタの魚体重計測

 本学がモンゴルで取り組んでいる好適環境水[PDFファイル]による海水魚養殖が順調に進んでいます。2019年9月のスタートから約8カ月で、平均8グラムだったハイブリッドハタの稚魚は平均魚体重843グラム、平均全長36センチにまで成長。生残率は87%と上々です。今秋には初出荷される予定で、工学部バイオ・応用化学科の山本俊政准教授は「モンゴルの食文化に魚を根付かせたい」と意気込んでいます。
 
 養殖施設は首都・ウランバートルに開設した「岡山理科大学モンゴル・サテライトオフィス」の6つ計24トンの水槽。昨年9月23日、いずれもハタ科に属するタマカイとアカマダラハタを掛け合わせた「ハイブリッドハタ」の稚魚約500匹でスタートしました。モンゴルで淡水・海水を問わず魚類が養殖されるのは初めてです。
 
 現在、共同研究している現地企業が給餌、水質、濾過装置の餌料管理などを行っており、SNSを利用して毎日、岡山の生命動物教育センターで報告を受けています。これまでポンプのモータートラブルや突発の停電に見舞われることもありましたが、予備のモーターや発電機に切り替えるなどしてピンチを乗り切って来ました。5月22日時点での計測データによれば、最大魚体重は1,352グラム、最大全長が38.9センチにも。
 
 5月29日、柳澤康信学長に養殖の進捗状況を報告した山本准教授は「出荷の目安は平均魚体重1キロですが、この調子なら予定の10月より早まりそう」と話しています。
 

モンゴル初の海水魚養殖、順調に成育、今秋初出荷へ

柳澤学長(右)に報告する山本准教授(中央)と星野卓二・特担教授(左)=5月29日

モンゴル初の海水魚養殖、順調に成育、今秋初出荷へ

昨年9月から稚魚の養殖がスタートしました

モンゴル初の海水魚養殖、順調に成育、今秋初出荷へ

養殖に使用している現地の10トン水槽