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新型コロナウイルス感染症に関する対応(今治・学生)

2020.05.15更新お知らせ [今治キャンパス]

2020年5月11日
獣医学部学生の皆様へ
新型コロナウイルス感染症に関する今治キャンパスの対応について
獣医学部長 吉川泰弘
 
 「全国緊急事態宣言」の影響と思われますが、新規感染者数は全国的に減少傾向にあります。また、行政的には経済活動の復活を急ぐ必要があり、規制緩和あるいは規制解除の動きが急速に拡大しています。しかし、韓国などの例を見ても、拙速な規制解除は危険であることは明らかであると思います。

 今治キャンパスは、新型コロナウイルス感染症の統御に時間がかかることを想定していました。そのため、3月以来アクティブサーベイランスをはじめ、様々な対応を行い、大学をロックアウトしないで、持続的活動を行えるような努力をしてきました。今般、行政対応に従って、規制緩和に踏み切ろうという意見もありましたが、大学の運営に関しては、これまでも特に行政指導はありませんでした。大学人が独自に考え、リスク評価をし、リスク回避のための独自のプログラムで対応してきました。

 連休後の規制緩和の影響が読めるのは、新型コロナウイルス感染症の潜伏期からすれば、95%タイルが14日間ですから、5月20日頃までの推移を見てから、必要であれば新しいガイドラインを示したいと思っています。それまでは、今のガイドラインで行きたいと思います。

 これまでの反動があるのか、ムードに流されているのかわかりませんが、サーベイランスに対する回答率が下がっています。ターゲットサーベイランスに変えたので、労力はそれほど必要ないと思います。毎日の入力をお願いします。危機管理からすれば、今が一番大事な時です。サーベイランスは、大学という組織を維持するに必要な情報を集めるシステムです。気を緩めないで今少し、協力をお願いします。