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「ワクワク感のある授業を」 理数教育研修講演会で長尾・主任視学官

2019.10.10更新理大レポート [岡山キャンパス]

「ワクワク感のある授業を」 理数教育研修講演会で長尾・主任視学官

講演する長尾・主任視学官

 岡山理科大学では「集まれ!科学への挑戦者(旧・科学Tryアングル岡山)」事業の下で、 今後の理数教育の在り方を考える「第16回理数教育研修講演会」が10月5日、岡山キャンパスA4号館で行われました。文部科学省初等中等教育局の長尾篤志・主任視学官が「探究的な学習を実現する」と題して講演。長尾氏は、高等学校で2022年度から実施される新しい学習指導要領のポイントについて、「調べて考え、新たな発見・疑問、探究につなげる、ワクワク感を学びに取り入れていくことが大切」と強調しました。
 
 長尾氏は、先ず、新学習指導要領の特色について、①各教科等で資質・能力を明確化、②主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善、③カリキュラム・マネジメントの実現の3点を挙げ、高等学校数学科の目標については「数学的な見方・考え方を働かせ、数学的活動を通して、数学的に考える資質・能力を育成すること」と説明。「数学的な見方・考え方」については「事象を数量や図形及びそれらの関係などに着目して捉え、論理的、統合的・発展的、体系的に考えること」と解説しました。
 
 また、「数学的活動を充実させた探究型の学びを実現するポイント」として、「授業の課題を明確にし、生徒の誤りや疑問をしっかりと生かして、間違えるから本当のことが見えてくるというように、生徒の自然な思考の流れを重視する」ことの大切さを指摘。「分からないところは自分で調べるなど、ワクワク感を持ちながら授業に参加できるようにしてほしい」と述べました。
 
 最後に、「探究は『知りたいことを知る』という知的好奇心に根差したもので、通常の教科等の授業も、生徒が問いながら学ぶ探究型の授業を目指すことが必要」とし、「総合的な学習の時間」の利用法についても「『なぜ?』『どうして?』など思いつくものを挙げ、順位付けをして文献などを調べ、実際に探究するテーマを絞っていけばいい」と、生徒の疑問などを積極的に生かしていく授業の実践を求めました。
 
 講演には教職員、学生や高校教諭ら約200人が参加。真剣な表情でメモを取る姿が目立ちました。
 

「ワクワク感のある授業を」 理数教育研修講演会で長尾・主任視学官

熱心に聞き入る教職員や学生たち