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理大初の海外拠点をモンゴルに開設しました

2019.09.26更新理大レポート [岡山キャンパス]

理大初の海外拠点をモンゴルに開設しました

オフィスの前で記念写真に納まるスタッフ。後列右から3人目が山本准教授。

 好適環境水による海水魚養殖施設や学生の宿泊施設などを備えた「岡山理科大学モンゴル・サテライトオフィス」を9月23日、モンゴルの首都・ウランバートルに開設。早速、研究スペースの水槽に海水魚の稚魚を放流し、養殖がスタートしました。岡山理科大学の海外拠点は初めてです。
 
 オフィスはもともと映画館だった建物(2階建て、約390㎡)を利用。1階には魚類飼育室(約236㎡)があり、10㌧水槽2基、1㌧水槽を4基設置。ほかに事務スペース、キッチンなどがあり、2階は4部屋があって、8人が宿泊可能となっています。
 
 この施設で養殖するのは、いずれもハタ科に属する「タマカイ」と「アカマダラハタ」を掛け合わせたハイブリッドハタ。9月23日に稚魚500匹を空輸しました。約1年で1kg程度に成長した段階で出荷する予定。モンゴルで海水魚が養殖されるのは初めてです。
 冬場は氷点下30度以上にもなる極寒の地だけに、養殖施設では火力発電所から得る蒸気を用いたセントラルヒーティングシステムで加温することにしています。理大の学生たちも養殖に協力します。
 
 工学部バイオ・応用化学科の山本俊政准教授は「ハイブリッドハタは白身であっさりとした味。食べやすいので、海の魚になじみのないモンゴルの人たちにもきっと受け入れてもらえるはず」と期待しています。
 
 モンゴルと理大の関係は、2013年に生物地球学部がモンゴル科学アカデミー古生物学地質学研究所と相互協力協定を結んで以来、2017年にはモンゴル国立教育大学と、また2018年にはモンゴル生命科学大学と教育・研究協定を締結するなど、恐竜研究だけでなく、幅広い分野で交流が進んでいます。サテライトオフィスはこうした交流の拠点ともなります。

理大初の海外拠点をモンゴルに開設しました

空輸された稚魚の様子を確認する山本准教授

理大初の海外拠点をモンゴルに開設しました

理大初の海外拠点をモンゴルに開設しました

テレビ局の取材も受けました

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モンゴルで養殖されるハイブリッドハタ

理大初の海外拠点をモンゴルに開設しました

飼育施設の10トン水槽(奥側)と1トン水槽(手前)

理大初の海外拠点をモンゴルに開設しました

オフィスが入る建物の全景