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日本古生物学会で大学院生・皆木さんが優秀ポスター賞受賞

2019.06.27更新理大レポート

日本古生物学会で大学院生・皆木さんが優秀ポスター賞受賞

日本古生物学会で優秀ポスター賞を受賞した皆木さん

 わが国で最も権威がある化石の学会「日本古生物学会」の2019年会(6月21日~23日・静岡大学)で、岡山理科大学大学院生物地球学研究科修士課程2年の皆木大生(みなぎ・たいせい)さんが、最も優れた発表に贈られる「優秀ポスター賞」を受賞しました。
 
 発表題名は「成長に伴うPaleoparadoxia(パレオパラドキシア)の骨内部構造の変化」です。約1500万年前頃の日本に生きていた謎の哺乳類「パレオパラドキシア」の生息場所について、幼獣から成獣までの成長段階によって変化があったかを明らかにする研究でした。結論は年齢にかかわらず、常に海の中で暮らしていたと考えられることがわかりました。
 
 日本古生物学会は会員数が1000人を超す化石分野の最も大きな学会で、たくさんのポスター発表の中から選ばれたことは大変名誉なことです。皆木さんが林昭次・生物地球学部講師の指導や、北海道の足寄動物化石博物館、大阪の海遊館、ニフレル、天王寺動物園などの支援を受けて、地道に研究を進めた成果です。
 
 指導教官の林講師は「他大学の研究者・学生など、強力なライバルがいる中で、皆木君の研究が最も評価が高かったのは素晴らしいことです。彼の努力が実を結んだのだと思います」と喜び、「これからの彼の研究成果に大いに期待しています」と話しています。
 
 皆木さんは「このような賞を受賞することができ、大変うれしく思います。これもひとえに、皆様のお力添えのおかげと感謝申し上げます」とコメントしています。
 
優秀ポスター賞 学会は夏季と冬季の年2回行われるため、毎年4人ほどが選ばれます。今回は41件の発表の中から、2人が選ばれました。
 

日本古生物学会で大学院生・皆木さんが優秀ポスター賞受賞

パレオパラドキシアの復元画(©新村龍也・足寄動物化石博物館)

日本古生物学会で大学院生・皆木さんが優秀ポスター賞受賞

日本古生物学会の西弘嗣会長(右)に祝福される皆木さん