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海外短期研修(アメリカ・ブラジル)事後オリエンテーション開催

2026.09.28更新理大レポート

2026年9月28日(月)、夏期休暇中に海外短期研修に参加した学生を対象に、オンライン形式(Google Meet)で事後オリエンテーションを実施しました。

対象となったのは、アメリカ(州立ライト大学、フィンドリー大学)およびブラジル(パラナ連邦大学、パラナ・カトリカ大学)での研修に参加した14名の学生です。学生たちは、それぞれの研修で「最も印象に残った出来事」を一つ選び、PowerPointや写真などを使いながら、「何があったのか」「どう感じたのか」「なぜその経験を共有したいのか」を整理して、一人ずつ発表しました。

今回のオリエンテーションでは、研修全体を振り返るのではなく、一つの経験に焦点を当てることで、その時に感じたことや、経験を通して得た気づきを自分自身の言葉で振り返りました。また、発表を聞く学生にも「自分だったらどうするか」「自分が訪れた国ではどうだったか」を考えながら聞くよう呼びかけ、発表後には質問や感想を交わしました。

アメリカでの研修に参加した学生からは、現地での交流を通して得たさまざまな気づきが語られました。

中でも多く聞かれたのが、コミュニケーションは語学力だけで成り立つものではないという実感です。英語が十分に話せなくても、笑顔や表情、ジェスチャー、相手の話を聞く姿勢、そして自分から話しかけようとする積極性によって、相手と関係を築くことができたという発表がありました。
一方で、ホストファミリーとの生活を通して、「相手から質問されるのを待つのではなく、自分から話題を出したり、聞きたいことを尋ねたりすることが大切だった」と振り返る学生もいました。また、「伝えたいことがあるのに英語が出てこない」という悔しさを経験したことで、英語を学ぶ目的を改めて実感したという声もありました。

現地の子どもたちとの交流では、大人とは異なり、発音や表現が十分でないとうまく伝わらない場面を経験した学生もいました。その中で、知っている単語やジェスチャーを使いながら「どうすれば伝わるか」を考え続けた結果、間違いを恐れず英語を使うことへの自信につながったと振り返りました。

さらに、ホームステイや現地でのさまざまな活動を通じて、日本とは異なる生活や文化に触れた学生からは、単に違いを知るだけでなく、日本と海外それぞれの良さに気づいたという発表もありました。異文化に触れることが、自分自身の考え方や価値観を見つめ直すきっかけにもなったようです。

ブラジルでの研修に参加した学生からも、現地の人々との交流や文化、生活環境など、それぞれ異なる視点から印象に残った経験が紹介されました。

中には、渡航途中の悪天候による経路変更をきっかけにロストバゲッジに遭い、スーツケースが届かないまま現地での生活を始めた学生もいました。予想外の出来事に直面しながらも、ホストファミリーをはじめとする現地の人々に助けられた経験から、ブラジルの人々の温かさを実感したと振り返りました。参加学生同士からも、ホストファミリーの優しさや現地の人々の温かさについて共感する声が聞かれました。

また、この経験について、「何が起きても意外とどうにかなる」「トラブルが起きた時には落ち着いて対応することが大切」と振り返り、予定通りにいかない出来事も含めて海外での経験を楽しむ姿勢を学んだという発表もありました。

発表後には、異なる国やプログラムに参加した学生同士で質問や感想が交わされました。自分とは異なる経験に耳を傾けることで、「自分が訪れた国ではどうだったか」「自分だったらどう感じただろう」と、それぞれの経験を比較しながら振り返る機会にもなりました。

今回の発表からは、語学力の向上だけではなく、自分から一歩踏み出すこと、相手に伝えようとすること、予想外の出来事にも柔軟に向き合うこと、そして異なる文化を知ることで自分自身の価値観を見つめ直すことなど、学生一人ひとりがそれぞれの研修から異なる学びを持ち帰ったことが伝わってきました。

本学グローバルセンターでは、海外研修を「行って終わり」にするのではなく、帰国後に経験を振り返り、自分の言葉で整理し、他者と共有することも大切な学びの一つと考えています。

今回得た気づきや新たなつながりが、学生たちの今後の学びや新たな挑戦へとつながっていくことを期待しています。