#6 画面と教科書に追われる夜 ― 情報理工学部のテストあるある

#6 画面と教科書に追われる夜 ― 情報理工学部のテストあるある


情報理工学部のテスト期間は、ちょっと独特だと思う。

数式や理論のテストもあるけど、プログラミング課題やレポート提出もある。だから「試験勉強」というより「提出地獄」という方が正しい。

授業で出されたプログラム課題は、動くまで時間がかかる。夜中にカフェでノートPCを開き、エラーに悩んでいるのは情報理工学科あるある。
友達と「動いたらラーメン奢る!」って約束して、朝方ようやく動いたときの達成感は格別だった。 





でも救いなのは、仲間と一緒に頑張れること。
僕は軽音サークルに入っているけど、テスト前は練習を休んで“課題合宿”をする。

教室に集まってお互いのコードを見せ合いながら、バグを一緒に探す。深夜にギターを軽く弾いて息抜きしつつ、またキーボードを叩く。そんな時間が一番記憶に残っている。

高校生のときは「テスト=一人で勉強するもの」だった。でも大学では「仲間と乗り越えるイベント」になる。エラーも徹夜も笑いに変わる。それが理大の情報理工学部のテスト期間だ。


高校生にひとこと!
今は一人で模試や過去問に挑んでいるかもしれない。でも大学に入ったら、仲間と一緒に壁を超える楽しさが待っているよ。