ディプロマポリシー(工学研究科)

ディプロマポリシー(工学研究科)

工学研究科

学位授与の方針(ディプロマポリシー)
修士課程

修士課程では、次の要件を満たした者に修士学位授与を行う。なお、所定の単位を修得し、修士学位論文の審査および最終試験に合格する必要がある。

A.知識・理解

  • 工学における各専門分野について、高度な知識と技術を身につけている。
  • 学位論文を完成するために必要な専門分野で先端の理論・研究を理解している。


B.思考・判断・表現

  • 工学における問題を見いだし、それを解決し得る能力を身につけている。
  • 得られた結果を整理・考察し、合理的な結論に導くことができる。


C.関心・意欲・態度

  • 倫理規範を理解し、高度な技術者・研究者として、社会に貢献するための自覚と責任を身につけている。
  • 物事を多面的に考える態度と能力を身につけている。
  • チームワークを重視して問題解決に取り組むことができる。


D.技能

  • 学会発表などを通して、導かれた結論を専門的かつ正確に伝える能力を身につけている。
  • 国際化社会において、専門的な内容を正確に理解し伝えることができる語学力を身につけている。

 

博士課程

博士課程では、上記に加え、次の要件を満たした者に博士学位授与を行う。なお、所定の単位を修得し、博士学位論文の審査および最終試験に合格する必要がある。

A.知識・理解

  • 設定した工学的課題を解決するための最先端の理論と技術を身につけている。


B.思考・判断・表現

  • 工学的課題を自発的に設定し、理論と技能を駆使して解決することができる。


C.関心・意欲・態度

  • 自立した高度な技術者・研究者として、倫理規範を理解し、問題の解決に主体的に取り組むことができる。


D.技能

  • 設定した工学的課題を解決するための高度に専門化された技能を身につけている。
  • 得られた成果を国内外の学会、学術雑誌で発表するための語学力、文章力、プレゼンテーション力、コミュニケーション力を身につけている。 

 

応用化学専攻(修士課程)

A.知識・理解
  • 化学系およびバイオ系の技術者・研究者に求められる自然科学と工学の高度な知識と技術を身につけている。
B.思考・判断・表現
  • 工学における問題を見いだし、それを解決し得る能力を身につけている。
  • 得られた結果を整理・考察し、合理的な結論に導くことができる。
  • 化学系およびバイオ系の情報(英語で書かれているものも含む)を収集・整理する能力を身につけている。
C.関心・意欲・態度
  • 倫理規範を理解し、高度な技術者・研究者として、社会に貢献するための自覚と責任を身につけている。
  • チームワークを重視して問題解決に取り組むことができる。
  • 物事を多面的に考える態度と能力を身につけている。
D.技能
  • 適正な実験技術を身につけている。
  • 学会等において、自らの研究について一貫した論理構成のもとで専門的かつ正確に伝える能力を身につけている。
  • 国際化社会において、専門的な内容を正確に理解し伝えることができる語学力を身につけている。
  • 研究・実験を行うにあたり、そこに潜む危険を見出し、回避できる能力を身につけている。

 

知能機械工学専攻(修士課程)
 

A.知識・理解

  • 機械工学の理解と活用に必要なロボット工学、福祉人間工学、メカトロニクス、ユニバーサルデザインの専門知識を身につけている。
  • 社会での活躍や異文化理解のための幅広い教養と専門知識を身につけている。


B.思考・判断・表現

  • 機械工学・情報技術に関連する工学的・技術的課題を自ら発見し、構成要素に分けることができる。
  • 要素に応じた設計・開発案を策定し、それに即して全体を構成することができる。
  • 自ら課題を設定し、計画的に実行・解決するための専門的な知識・技能を活用する創造力と学習能力を身につけている。


C.関心・意欲・態度

  • 人間と機械および社会との協調に関心を持ち、人類社会の利益と安全に貢献するための主体性や協働性を身につけている。
  • 国際的な視野や倫理観を身につけており、課題を多面的・俯瞰的に捉えることができる。
  • 研究倫理を遵守する。


D.技能 

  • 技術者として必要な専門的、国際的なコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を身につけている。

 

生体医工学専攻(修士課程)

生体医工学専攻では、次の要件を満たした者に修士学位授与を行う。なお、所定の単位を修得し、修士学位論文の審査および最終試験に合格する必要がある。

A.知識・理解

  • 生体医工学の主要4分野(電気・電子・情報分野、機械・材料分野、生物・化学・環境分野、再生医療分野)の少なくとも 1分野の高度な知識と技術を身につけている。


B.思考・判断・表現

  • 生体工学技術者としての立場から、工学および医学における問題を見いだし、それを解決し得る能力を身につけている。
  • 得られた結果を整理・考察し、合理的な結論に導くことができる。


C.関心・意欲・態度

  • 倫理規範を理解し、医学または医療に関する高度な技術者・研究者として社会に貢献するための自覚と責任感を身につけている。
  • チームワークを重視して問題解決に取り組むことができる。
  • 物事を多面的に考える態度と能力を身につけている。


D.技能

  • 学会発表などを通して、導かれた結論を専門的かつ正確に伝える能力を身につけている。
  • 国際社会において、専門的な内容を正確に理解し伝えることができる語学力を身につけている。

 

建築学専攻(修士課程)
 

A.知識・理解

  • 建築学における幅広い知識と高度の専門性を有し、社会の課題を総合的に捉え、解決できるための幅広い教養・知識を身につけている。


B.思考・判断・表現

  • 建築と社会との関わりから生じる問題を自らの力で発見し、それを分析し総合的に研究する能力を有し、学会発表等により社会に発信することができる。


C.関心・意欲・態度

  • 歴史・文化、ものづくり、環境保全など多様な分野に広く関心を持ち、社会の要請に対応できる高いレベルの主体性や協調性、研究倫理を身につけている。


D.技能

  • 建築に関する知見と情報を適切に収集し課題解決に応用でき、自らが独創的に構築した考えを他者に伝えるための技能を高いレベルで身につけている。

 

システム科学専攻(博士課程)
 

A.知識・理解

  • 工学における各専門分野について、高度な知識と技術を身につけている。
  • 学位論文を完成するために必要な専門分野で先端の理論・研究を理解している。
  • 設定した工学的課題を解決するための最先端の理論と技術を身につけている。


B.思考・判断・表現

  • 工学における問題を見いだし、それを解決し得る能力を身につけている。
  • 得られた結果を整理・考察し、合理的な結論に導くことができる。
  • 工学的課題を自発的に設定し、理論と技能を駆使して解決することができる。


C.関心・意欲・態度

  • 倫理規範を理解し、高度な技術者・研究者として、社会に貢献するための自覚と責任を身につけている。
  • チームワークを重視して問題解決に取り組むことができる。物事を多面的に考える態度と能力を身につけている。
  • 自立した高度な技術者・研究者として、倫理規範を理解し、問題の解決に主体的に取り組むことができる。


D.技能 

  • 学会発表などを通して、導かれた結論を専門的かつ正確に伝える能力を身につけている。
  • 国際化社会において、専門的な内容を正確に理解し伝えることができる語学力を身につけている。
  • 設定した工学的課題を解決するための高度に専門化された技能を身につけている。
  • 得られた成果を国内外の学会、学術雑誌で発表するための語学力、文章力、プレゼンテーション力、コミュニケーション力を身につけている。