総合情報学部アドミッションポリシー
総合情報学部では、情報科学技術を要にして、社会と調和の取れた高度情報社会の発展に貢献できる人材の養成を目指している。現在の日本においては、高度情報化が社会構造や私たちの生活にも大きな変革を及ぼしており、情報技術を駆使して各自の専門分野で活躍できる人材が求められている。
情報科学科では、情報通信技術とその基礎となる数理を学び、論理的かつ数理的な思考力を身につけ、高度情報社会を支え発展させ、社会に貢献できる人材の養成を目的とするため、以下の資質をもつ人を国内外から幅広く求める。
- A. 総合情報学部の教育を受けるために必要な基本知識や技能を身につけている。
- B. 総合情報学部において教育を受け学修するために必要なコミュニケーション技能を身につけている。
- C. 身につけている知識や技能に基づいて論理的に考え判断し、説明や行動ができる。
- D. 情報科学に関心をもち、自身が志向する目的を達成するため、主体的で協働的な学修活動を通じて知識や経験を重ねていく向上心や情熱を有する。
- E. 本学部での学修を通じて自身のもてる能力を伸ばし、社会に貢献する意欲を有する。
求める人物像
- 情報社会におけるさまざまな最新技術、例えば、人工知能技術などの先端技術や情報技術をいかした科学技術計算、データ解析などに強い関心をもち、これらの知識、技能をいかし社会に貢献したいと考える人、もしくは、情報科学に関心をもった数学教員を目指す人
- 科学的な知識と社会的な倫理を総合的に判断し、思考しようとする人
- 物事を多面的に考察、理解し、要点をまとめることができる人
- 他者と協働しながら、新たな課題について、積極的に取り組む意欲のある人
学んできてほしいこと
- 情報技術を学ぶために必要となる数学を学んでいること
- 望ましくは、情報分野に関連した活動、経験、特にプログラムの作成の経験のあること
- 情報技術を学ぶために必要な基礎的な英語力を身につけておくこと
- 数学の他に、理系科目及び国語の基礎を学んでおくこと
- 解決しようとする問題点を自らの考え方で整理し、筋道を立てて説明できる習慣を身につけておくこと
入学者選抜の基本方針
◇総合型選抜
- 情報科学技術への関心が高く、入学後の勉学の意欲が高いことを重視する。
- 主体性をもって多様な人々と協働して学習する態度と、自ら課題を発見・探究・解決し、その成果の表現に必要な思考力・判断力・表現力を評価する。
- 面接により、情報科学技術及び数学の基礎知識を問う。
◇特別推薦入試
- 情報科学技術への関心が高く、入学後の勉学の意欲が高いことを重視する。
- 主体性をもって多様な人々と協働して学習する態度と、自ら課題を発見・探究・解決し、その成果の表現に必要な思考力・判断力・表現力を評価する。
- 面接により、情報科学技術及び数学の基礎知識を問う。
- 数学の基礎的な学力を評価する。
◇推薦入試(A日程・B日程)
- 高等学校での推薦書及び調査書を評価する。
- 数学、理科、英語により基礎的な知識・技能を評価する。
◇一般入試(前期A日程、前期B日程、前期C日程、後期、共通テスト利用Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ)
- 数学、理科、英語を中心に高等学校で修得した基礎的な知識・技能を評価する。
◇帰国生徒入試
- 情報科学技術への関心が高く、入学後の勉学の意欲が高いことを重視する。
- 主体性をもって多様な人々と協働して学習する態度と、自ら課題を発見・探究・解決し、その成果の表現に必要な思考力・判断力・表現力を評価する。
- 面接により、情報科学技術及び数学の基礎知識を問う。
- 外国での学習経験を評価する。
◇社会人入試
- 情報科学技術への関心が高く、入学後の勉学の意欲が高いことを重視する。
- 主体性をもって多様な人々と協働して学習する態度と、自ら課題を発見・探究・解決し、その成果の表現に必要な思考力・判断力・表現力を評価する。
- 社会での業務経験を評価する。
◇国際バカロレア入試
- 情報科学技術への関心が高く、入学後の勉学の意欲が高いことを重視する。
- 主体性をもって多様な人々と協働して学習する態度と、自ら課題を発見・探究・解決し、その成果の表現に必要な思考力・判断力・表現力を評価する。
- IBの概念や「IBの学習者像」を深く理解していることを評価する。
- 面接により、意欲、日本語の運用能力を問う。
◇留学生入試
- 情報科学技術への関心が高く、入学後の勉学の意欲が高いことを重視する。
- 主体性をもって多様な人々と協働して学習する態度と、自ら課題を発見・探究・解決し、その成果の表現に必要な思考力・判断力・表現力を評価する。
- 日本語と基礎的な数学の学力を評価する。
- 面接により、意欲、日本語の運用能力を問う。