生物地球科学専攻

大学院 生物地球科学研究科

生物地球科学専攻

概要

生物地球科学専攻はフィールドサイエンスを基礎とした生物学、天文・地球科学、地理・考古学に関連した科目を横断的に教育し、学際領域の教育・研究に誘います。このような研究を通し、幅広い知識を持ち、複合的な環境問題・自然史上の研究課題に取り組める実行力のある研究者と企業人の養成をめざします。
 

専任担当者および研究内容

系列 氏名 研究内容
生物学 亀崎 直樹(教 授) ウミガメ類、淡水性カメ類を中心とした自然史に関する研究
池谷 祐幸教 授 園芸植物の形成過程と多様性の解明
中村 圭司教 授 昆虫の生活史適応の解析
武山 智博准教授 魚類を対象とした行動生態学・進化生態学、水域環境における群集生態学
矢野 興一講 師 東アジアを中心とした被子植物の系統進化・分類学的研究
木寺 法子講 師 両生類・爬虫類を対象とした行動・生態・進化に関する研究






天文・地球科学
能美 洋介教 授 珪長質マグマの形成とジルコン結晶形態の研究
大橋 唯太教 授 局地気象学、都市気候学、生気象学、農業気象学に関する研究
畠山 唯達教 授 岩石や考古資料を用いた地球磁場変動に関する実験・解析的研究
福田 尚也准教授 星形成領域に関する観測的・数値的研究
本田 充彦准教授 惑星形成過程の観測的研究、天体観測装置や手法の開発
佐藤 丈晴准教授 豪雨災害および防災に関する研究
實吉 玄貴准教授 堆積相解析と化石記載に基づく化石タフォノミー的研究
林 昭次講 師 恐竜を中心とした絶滅動物の生理と生態の解析



地理・考古学
亀田 修一教 授 古代における日本と朝鮮半島の交流
白石 純教 授 古代・中近世土器の生産と流通(自然科学的手法による胎土分析)
富岡 直人教 授 動物考古学を中心とした環境考古学と古生態人類学
宮本 真二准教授 地形環境変化と遺跡立地、土地開発史に関する地理学的研究
那須 浩郎准教授 栽培植物の進化と農耕の起源に関する考古植物学的研究
専任担当者および研究内容
共生星AG Draconisのアウトバースト期における可視分光観測 組織形態・化学分析による骨髄骨の再検討
尾張の古代中世における窯の基礎的研究-分焔柱を中心として- モンゴル国ゴビ砂漠東部に分布する上部白亜系
Bayn Shire層の堆積環境復元
経験温度から推定するミシシッピアカミミガメおよびクサガメの行動比較 ジルコン結晶形態による砂岩の後背地推定の可能性
原始・古代の稲作技術の基礎的研究 ミシシッピアカミミガメの個体数推定手法の検討
ミシシッピアカミミガメの食性の季節変化 骨内部構造から考察する束柱類の遊泳様式
アマミナナフシにおける分布北上と本州での定着可能性について Ba系長石およびSr系長石のカソードルミネッセンス特性
カメ類幼体の生存戦略の比較 岡山県におけるミシシッピアカミミガメによる野生植物への摂食実態の解明
肱川あらしの発達と谷筋の水平気圧傾度の関係 Tタウリ型星V523 Oriの測光・分光観測
瀬戸内海に流入する大規模河川の魚類普通種の分布 Tタウリ型星V523 Oriの測光・分光観測