学部長からのメッセージ
自然や社会の基礎を追求し、新たな価値を生み出す人になろう!
理学部は本学の開学と同時に生まれ、2024年には設置から60年を迎えた歴史ある学部です。これまで建学の理念に基づき、企業や公的機関の技術者、小学校・中学校・高等学校の教員、また大学や研究機関における研究者など、数多くの人材を社会に送り出してきました。
理学部は、我々を取り巻く自然や社会がどのように成り立っているのかを追求し、理解するための学部といえます。その理解を通じて、現在、世界が抱えている様々な問題に対する解決策に取り組んでいます。理学部で研究していることは基礎科学であり、実社会では役に立たないと思われがちですが、基礎科学を追求することは新たな価値を生み出すことにつながります。それまで注目されていなかった基礎的研究が突然に花開くといったことは、21世紀に入ってからもたびたび見られました。現在のAI研究の基礎となる深層学習(Deep Learning)の研究は、40年前に注目されたNeural Netと呼ばれるものの発展版で、一度は可能性の低いものとして忘れ去られ、約30年の冬の時代を経て蘇ったものです。また、新型コロナウイルス(COVID-19)に対するワクチン開発の基幹技術となったm-RNAの機能に関する研究もその一つでしょう。
現在、理学部は応用数学科、基礎理学科、物理学科、化学科、動物学科、臨床生命科学科の6つの学科から構成されており、それぞれに特徴を持った教育・研究を行っています。またそれぞれの学科の中で学生たちが切磋琢磨し、各々の個性を生かしながら、目標に向かって学習・研究を進めています。そして、学生・教員が一体となって、自然や社会を成り立たせる基礎を追求し、新たな価値を生み出すべく、努力を積み重ねています。皆さんも、その一員になって、これからの社会に必要とされる新たな価値を生み出す人になりませんか!?

理学部長 大江 貴司
