岡山理科大学
第9代学長 平野 博之
第9代学長 平野 博之
学長からのメッセージ
ワクワクする好奇心で世界に貢献する
岡山理科大学は、建学の理念である「ひとりひとりの若人が持つ能力を最大限に引き出し 技術者として社会人として 社会に貢献できる人材を養成する」を礎とし、これを実現するために「岡山理科大学ビジョン2026」を策定し、教育、研究、国際性、社会貢献をキーワードとして7つの柱を設け、「学生の成長に主眼をおく人材育成拠点」となることを宣言しました。建学の理念とビジョンの実現にあたっては、本学が、そのためにふさわしい場であること、換言すれば「選ばれる大学」でなければなりません。そこで本学は、学生、地域、社会そして世界をステークホルダーに据え、魅力的な高等教育機関となることを目指しています。学生から選ばれるためには、学修者本位の学びの場となっているか、そして、地域、社会、世界から選ばれるためには、それぞれが抱える課題に取り組み貢献できているかについて、検証することが大切です。
いま、我が国の地域あるいは社会では、少子高齢化や地域経済の衰退などの課題に直面し、国としての成長可能性に強い懸念が生じています。さらに世界に目を転じると、貧困や紛争など、深刻でスケールが大きい様々な課題が顕在化しています。こうした課題を解決し、世界を持続発展可能なものとするために、SDGs(持続可能な開発目標)が策定され、世界規模で目標達成に向けて様々な取り組みが行われています。我が国が直面している課題も、SDGsに包含されています。
本学が、高等教育機関としての責任を果たすために何をなすべきか。大学の使命が教育、研究そして社会貢献であることからすれば、本学が有するシーズを絶えず磨き、社会に還元することであるといえます。しかしながらその前に、世界を俯瞰したSDGsの観点で考えてみると、本学の学生と教職員、全ての構成員が、身の回りにある様々な疑問に気づき、それを課題として認識し、自ら解決するという姿勢を身に付けること、まずはそのための組織作りが大切です。本学は2024年、創立60年の節目を迎えます。創立以来、これまで、社会のニーズに応えながら組織を整え、6万名を超える有為な人材を輩出してきました。本学はこれからも、構成員が一丸となって、サイエンスを礎とし、ワクワクする好奇心にしたがって、教育、研究を通した世界に貢献する組織として、SDGs実現のために行動してまいります。
取り組み事例
2024年度SDGsミニシンポジウムの様子
【SDGsの取り組み紹介】
①農地や交通を音で守る
②ワンヘルスの考えに基づく環境中の薬剤耐性菌調査
③岡山県内の道沿いでも見られる珍しい植物
④西日本豪雨から学ぶ:次世代に伝えるべき防災の知恵とは?
2023年度SDGsミニシンポジウムの様子
【SDGsの取り組み紹介】
①生命科学部・生物科学科の取り組み
②「SDGsをめざした好適環境水研究最前線!」−岡山理科大学が支援する社会実装への取り組みー
③SDGsに関して建築にできること
④地層に残された過去の津波痕跡に基づく災害評価の高度化 〜災害に強い町作りのために
⑤世界経済のデカップリングは「持続可能な開発」にいかなる影響を与えるのか
【SDGsの取り組み紹介】
①生命科学部・生物科学科の取り組み
②「SDGsをめざした好適環境水研究最前線!」−岡山理科大学が支援する社会実装への取り組みー
③SDGsに関して建築にできること
④地層に残された過去の津波痕跡に基づく災害評価の高度化 〜災害に強い町作りのために
⑤世界経済のデカップリングは「持続可能な開発」にいかなる影響を与えるのか
・SDGs達成に貢献するための研究披露/第3回OUS国際フロンティアシンポジウム(2023.09.04更新)
・好適環境水ブースと卒業生のジオラマ展示/「おかやまSDGsフェア2023」(2023.08.03更新)
・岡山理科大学サッカー部 サッカーリーグ運営で地域貢献(SDGs)活動(2023.04.25更新)
・山本准教授の著書が塾の模試問題に/SDGs教育の一環で好適環境水の記述採用(2023.03.27更新)
・「30分で視野が広がる体験!SDGsインターンシップ説明会」開催のお知らせ(2022.11.10更新)