理大に入って最初の実験、見事に失敗。
pHを“だいたい”で合わせたら、結果も“だいたい”。先輩に「実験は性格が出るよ」って笑われて、ちょっとグサッ。そこからノートの書き方を変えた。
・条件は“数字”で残す(温度・時間・量)
・失敗の理由を“仮説”で書く(次はこうする)
・写真を撮る(言葉より強い証拠)
3週間後、同じ実験でちゃんと再現。ビーカーの中で“正解に近い色”が出た瞬間、肩の力がスッと抜けた。
面白いのは、失敗のメモがいちばん読み返すってこと。
高校の勉強は“正答”を集めるゲームだったけど、大学は“改善”を回すゲーム。
ミスした日ほど、帰り道のコーヒーがうまい。悔しいけど、クセになる。
高校生にひとこと!
失敗を「やばい」で終わらせず、「次はこうする」でメモるクセ、めっちゃ武器になる。


