留学生別科のカリキュラム

留学生別科のカリキュラム

カリキュラムについて

  1. 本科は1年課程である。
  2. 本科は岡山理科大学はもとより、千葉科学大学、倉敷芸術科学大学へ進学することを目的としたカリキュラムを構成している。
授業科目 単位数 必修選択別 週あたりの授業時間数と開講期 講義内容
日本語Ⅰ(文型・文法A1) 4 4   初級レベルの文法を学習し、日本語における基礎的な表現力の修得を目的とする。
日本語Ⅰ(文型・文法A2) 4 4   初中級レベルの文法を学習し、簡単な日常会話に運用できる能力と表現力の修得を目的とする。
日本語Ⅰ(文型・文法B1) 4   4 中級前半レベルの文法を学習し、より複雑な日常会話に運用できる能力の修得を目的とする。
日本語Ⅰ(文型・文法B2) 4   4 中級後半レベルの文法を学習し,大学の講義に対応できる日本語運用能力の修得を目的とする。
日本語Ⅱ(聴解A1) 2 2   ゆっくり話す簡単な日常会話が聞き取れ、その概要を理解できる聴解力の修得を目的とする。
日本語Ⅱ(聴解A2) 2 2   ゆっくり話す簡単な日常会話を、形容表現も含めて聞き取ることができる聴解力の修得を目的とする。
日本語Ⅱ(聴解B1) 2 2   通常速度で話す簡単な日常会話を、形容表現も含めて具体的に聞き取ることができる聴解力の修得を目的とする。
日本語Ⅱ(聴解B2) 2 2   通常速度で話す日常会話が聞き取れ、話の流れや内容,登場人物などの関係を正しく理解できる聴解力の修得を目的とする。
日本語Ⅱ(聴解C1) 2   2 通常速度で話す日常会話に加え、ニュースなど論理的に構成されている内容を聞き取り、理解できる聴解力の修得を目的とする。
日本語Ⅱ(聴解C2) 2   2 時事問題を含む専門的かつ論理的な内容を聞き取って理解でき、大学の講義に対応可能な聴解力の修得を目的とする。
日本語Ⅲ(会話A1) 2 2   初級レベルの語彙や文法表現を使って、簡単な言葉で会話する能力の修得を目的とする。
日本語Ⅲ(会話A2) 2 2   初中級レベルの語彙や文法表現を用いて、自分の意思を相手に伝える能力の修得を目的とする。
日本語Ⅲ(会話B1) 2   2 中級前半レベルの語彙や文法表現を用いて、自分の意見をまとめて発表できる能力の修得を目的とする。
日本語Ⅲ(会話B2) 2   2 中級後半レベルの語彙や文法表現を用いて、論理的に意見交換ができる能力の修得を目的とする。
日本語Ⅳ(漢字・語彙A1) 2 2   漢字(100字程度)、語彙(800語程度)を習得し、簡単な文章が理解できることを目的とする。
日本語Ⅳ(漢字・語彙A2) 2 2   漢字(300字程度)、語彙(1500語程度)を習得し、一般的な文章が理解できることを目的とする。
日本語Ⅳ(漢字・語彙B1) 2 2   漢字(500字程度)、語彙(2000語程度)を習得し,日常生活で用いる文章が理解できることを目的とする。
日本語Ⅳ(漢字・語彙B2) 2   2 漢字(800字程度)、語彙(4000語程度)を習得し、日常生活で用いる文章に加え、論理的な文章の概要を理解できることを目的とする。
日本語Ⅳ(漢字・語彙C1) 2   2 漢字(1000字程度)、語彙(6000語程度)を習得し、専門的な文章が理解できることを目的とする。
日本語Ⅳ(漢字・語彙C2) 2   2 漢字(2000字程度)、語彙(10000語程度)を習得し、専門書の内容が問題なく理解できることを目的とする。
日本語Ⅴ(作文A1) 2 2   初級レベルの文法と漢字・語彙を使って、簡単な文章が書けることを目的とする。
日本語Ⅴ(作文A2) 2 2   初中級レベルの文法と漢字・語彙を使って、一般的な文章が書けることを目的とする。
日本語Ⅴ(作文B1) 2   2 中級レベルの文法と漢字・語彙を使って、自分の意見を記述できることを目的とする。
日本語Ⅴ(作文B2) 2   2 上級レベルの文法と漢字・語彙を使って、論理的にやや複雑な文章(大学の講義レポートなど)が書けることを目的とする。
日本語Ⅵ(読解A1) 2 2   初級前半レベルの語彙や文法を含む文章を読んで、概要を理解できる読解力の修得を目的とする。
日本語Ⅵ(読解A2) 2 2   初級後半レベルの語彙や文法を含む文章を読んで、形容表現も含めて理解できる読解力の修得を目的とする。
日本語Ⅵ(読解B1) 2 2   初中級レベルの語彙や文法を含む短文および中文を読んで理解できる読解力の修得を目的とする。
日本語Ⅵ(読解B2) 2 2   初中級レベルの語彙や文法を含む長文を読んで理解できる読解力の修得を目的とする。
日本語Ⅵ(読解C1) 2   2 中級前半レベルの語彙や文法を含む文章を読んで、話の流れや内容をおおよそ理解できる読解力の修得を目的とする。
日本語Ⅵ(読解C2) 2   2 中級後半レベルの語彙や文法を含む文章を読んで、話の流れや詳細な内容を理解できる読解力の修得を目的とする。
日本語Ⅶ(試験対策A1) 4 4   初級レベルの各日本語試験に対応できる能力の修得を目的とする。
日本語Ⅶ(試験対策A2) 4 4   初中級レベルの各日本語試験に対応できる能力の修得を目的とする。
日本語Ⅶ(試験対策B1) 4   4 中級レベルの各日本語試験に対応できる能力の修得を目的とする。
日本語Ⅶ(試験対策B2) 4   4 上級レベルの各日本語試験に対応できる能力の修得を目的とする。
別科セミナー 2 2   大学生になるための進学前教育の一環として、関連大学の教員から各専門の話を聞き、将来の進路について考えることを目的とする。
総合学習 2   2 大学における講義を理解するために必要な日本語能力を修得するとともに、日本事情に関する理解を深めることを目的とする。

 

単位の認定方法

  1. 2単位の科目については、週1回授業を行う。4単位の科目については、週2回授業を行う。ともに15週をもって単位を認定する。
  2. 1年間で40単位以上修得できた者に対し、修了証を与える。