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ブドウとワインの香り漂う/第5回市民公開講座

2023.10.02更新理大レポート

ブドウとワインの香り漂う/第5回市民公開講座

ワインを飲み比べる参加者   

 「ブドウを知ればワインがわかる」をテーマに岡山理科大学の「第5回市民公開講座~山の寺子屋で学ぼう!」が9月30日、岡山キャンパスで開かれ、市民ら30人が参加。ワインの基礎知識とともに、その楽しみ方を学びました。
 
 講師は理大のワイン発酵科学センターの川俣昌大准教授。川俣准教授はまず、ワインに使われるブドウの品種について説明。甲州やマスカットベリーAなど、日本の品種を紹介するほか、世界の品種も紹介。酸味や香りなど世界の品種との違いを感じてほしいと話していました。
 続いて、日本で製造しているワイン「日本ワイン」は国産のブドウのみを原料として、日本国内で製造された果実酒であると説明。日本ワインは国内製造ワインの約20%しかなく、収穫地や品種等が表示されているなどの特徴があると説明しました。
また、ブドウのテイスティングには果実の大きさ、色などを見る他にも種子を噛む方法もあり、完熟しているブドウであればあるほど香ばしい香りがするなど、ブドウテイスティングの基本技を伝授しました。
 
 この後は公共交通機関利用の参加者に限って、早速、甲州とシャルネドのワイン2種類とブドウを食べ比べて、甘さや辛さ、酸味や香りの違いを実際に体験しました。
 
「楽しくワインを飲めそう」
 参加者の岡山市の女性は「勉強になりました。いろいろなワインを飲んでみたい」、岡山市の男性は「ブドウの品種とワインが分かって良かった」と感想を話していました。

ブドウとワインの香り漂う/第5回市民公開講座

講演する川俣准教授

ブドウとワインの香り漂う/第5回市民公開講座

ブドウの食べ比べる参加者

ブドウとワインの香り漂う/第5回市民公開講座

飲み比べを楽しむ参加者