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内定者に聞く/2021就活戦線を振り返って

2022.01.06更新理大レポート


 岡山理科大学の学生に対する求人会社数は、2020年度に過去最高の1万1118社を記録。2021年度は12月24日現在で既に情報、電気、機械系企業を中心に1万898社に上っています。今年2月14日からは前年度に続いて、オンラインによる合同業界研究会が始まり、3年生の就活が本格的にスタートします。
 既に志望企業に内定し、社会に巣立つ前の4年生2人に、就活戦線を振り返って、体験談を語ってもらいました。
 
志望企業に就職が決まった真田さん(左)と福田さん(右)
■大塚製薬株式会社(本社・東京都)に内定

研究力と適応力の高さアピール

理学部生物化学科4年、真田葵結(さなだ・あおい)さん
=徳島県立徳島北高校出身

 
 大塚製薬は地元・徳島発祥の企業だけに、「子どものころからずっと就職できたらいいなと思っていた」という念願の会社でした。
 エントリーの事前課題では、祖母が愛用していたオロナイン軟膏から大塚製薬との出会いを解きほぐして志望動機を強調。自己PRは約2分間の動画で、科学ボランティアセンターに所属していた経験を生かし、モンゴル国立教育大学での科学実験ショーを中心に、さまざまな局面に対応できる適応力をアピールしました。
 5月中旬にあった最終の2次面接(オンライン)では、製薬企業の関心が高い特定ホルモンの受容体の有機合成に関する20分間のプレゼンに続いて、40分間の面接を乗り切って内定を勝ち取りました。
 入社後は品質管理部門に所属する予定です。「品質管理は企業にとって最後の砦とも言えます。品質向上に貢献して、信頼の力になれるよう頑張ります」と真田さん。既に目標はしっかりと見据えています。
■シャープ株式会社(本社・大阪府)に内定

面接のプレゼンを何度も繰り返して練習

工学部電気電子システム学科4年、福田陸斗(ふくだ・りくと)さん
=愛媛県立川之江高校出身

 
 「他の企業はどこも受けませんでした。学科推薦もあってシャープ一本でした」と晴れやかな表情で話す福田さん。2回の面接は、真田さんと同様にいずれもオンラインでした。5月中旬の最終面接では、落雷から送電線を守る架空地線について、ドローンで撮影された画像からコンピュータを使って異常検知する卒業研究について、パワーポイント4枚で5分間のプレゼンを行いました。
 「面接は淡々と進んだけど、勝因はこれだと思います」と福田さんは振り返ります。「コロナ禍で卒業研究が遅れがちになって、時期的にはまだ下準備の段階だったけど、ゼミの先生が丁寧に細かいところまでしっかりと指導してくれたおかげです」。プレゼンの練習は指導を受けながら何度も繰り返しました。
 シャープでは、大学で培ったプログラミング技術を活かして、家電の組み込みソフトを開発する業務に携わることになっているそうです。「しっかり頑張ります!」。福田さんの目が輝きます。