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知能機械専攻の楠瀬さんが2度目のベストプレゼン賞

2019.10.03更新理大レポート

知能機械専攻の楠瀬さんが2度目のベストプレゼン賞

2度目のベストプレゼンテーション賞を受賞した楠瀬さん(左)

 ロボットや高度なオートメーション技術の発表の場となる国際会議で、大学院工学研究科修士課程・知能機械工学専攻の楠瀬系知(くすのせ・けいち)さんがベストプレゼンテーション賞を受賞しました。楠瀬さんの同賞受賞は工学部知能機械工学科4年時の2017年12月、香港で行われた国際会議に続いて2度目です。
 
 参加したのは「ICIMA2019(International Conference on Intelligent Manufacturing and  Automation Engineering)」。9月27日~30日、東京で行われました。
 楠瀬さんは「伸縮型フレキシブル空気圧アクチュエータを用いた繊毛型パイプ検査ロボットの開発(Development of Cilia Type Pipe Inspection Robot Using Extension Type Flexible Pneumatic Actuators)」というタイトルで、柔軟な空気圧アクチュエータを三つ使って、複雑な配管をスムーズに移動できる検査ロボットに関する研究を発表しました。
彼の発表セッションでは、日本人は楠瀬さんを含め2人のみで、他はマレーシア、台湾、中国の教員や博士課程の学生でした。
 
 楠瀬さんは「理大に入学した時は、国際会議で発表するなんて夢にも思っていませんでした。これまでいろいろな経験ができました。受賞を励みにして、社会に出てからも、さまざまなことにチャレンジしていきたいです」と話しています。
 
 指導教員の赤木徹也教授は「英語は多少もたついたものの、審査員からは『新規性や有用性、英語のプレゼン能力などの評価項目で、一つ(英語)を除いて最高得点の評価だった』とのコメントをいただいた。同じ学会に参加した後輩の面倒もよくみていました。本当によくやったと思います」と楠瀬さんの成長と努力をたたえています。
 

知能機械専攻の楠瀬さんが2度目のベストプレゼン賞