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ゴリラと人々の暮らしを守る/市民公開講座開催レポート

2026.10.06更新理大レポート

ゴリラと人々の暮らしを守る/市民公開講座開催レポート

 2026年10月3日(土)、岡山キャンパス A1号館プレゼンテーションルームにて、今年度第3回目となる市民公開講座「ゴリラと人々の暮らしを守る」を開催しました。
 
 今回は理学部 動物学科の竹ノ下祐二教授が講師を務め、地域の方々や子どもたちを含む32名にご参加いただきました。

クイズで学ぶゴリラの生態と野外研究
 講座はゴリラの名前の由来や「ドラミング(胸を叩く行動)」に関するクイズからスタート。和やかな雰囲気の中、竹ノ下教授が長年取り組んでいるアフリカ・ガボン共和国での野生ゴリラ研究の映像やスライドが紹介されました。
 調査においては「ゴリラに病気を移さない」「ストレスを与えない」といった配慮が不可欠であることや、人間に近い生き物ゆえの繊細な生態について解説が行われました。

絶滅の危機と地域住民との協働
 現在、野生のゴリラは約38万頭にまで減少しています。その背景には、狩猟や森林伐採といった現地の人々の生活と密接に関わる問題があります。
 竹ノ下教授は「ただ禁止するのではなく、観光資源化などの経済的自立支援やコミュニティづくりを通じ、現地の暮らしと環境保護を両立させることが重要」と語り、ゴリラを守ることが地域社会の支援にも繋がる点を強調しました。
 講義の後半には、ゴリラの頭蓋骨や糞の標本を実際に触る体験や、子どもたちへ向けた絵本の読み聞かせも行われ、終始関心の高さがうかがえる講座となりました。
 ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
 
 本学では今後も地域の皆様に向けた魅力ある公開講座を開催してまいります。
 次回の市民公開講座は11月21日(土)で、「岡山188㎝反射望遠鏡で探る変光星」をテーマに開催予定です。

 

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