大学紹介

トップ > 学部 > 学部長からのメッセージ 工学部長 平野 博之


工学部へようこそ! 工学というのは、自然科学に関する研究成果を、「ものづくり」を通して日常生活へ還元するという、いわば、両者の架け橋ともいえる役割を担っています。工学に真摯に向き合ってこの橋を架けるには、世の中の暮らしを豊かで便利なものにしたい、そう願う意志こそが大切です。

岡山理科大学工学部は、昭和61年、応用化学科、機械工学科、電子工学科の3学科から出発しました。これらの学科は、本学開学時に設置された理学部の中にあった応用化学科(昭和41年設置)、機械理学科(昭和44年設置)、電子理学科(昭和44年設置)を移設したものでした。その後、時代の要請に応え、学ぶ内容もさらに細分化かつ充実し、いまでは、バイオ・応用化学科、機械システム工学科、電気電子システム学科、情報工学科、知能機械工学科、生命医療工学科、建築学科、工学プロジェクトコースの7学科1コースを擁するまでにいたりました。大学院は、平成2年に工学研究科修士課程および博士課程が設置されたことに始まり、工学部のすべての学科が大学院博士課程までの充実した教育・研究環境を整えています。

工学部における教育の特色は、実践教育にあるといえます。すなわち、それぞれの学科の特徴に応じて、1年次から実験や実習、ものづくりプロジェクト、工場実習など、学生が、自ら行う主体的な学びを自然と身につけられるような教育を行っています。とくに工学プロジェクトコースでは、少人数であることを最大限に利用して、グループ単位での課題解決学習(Problem Based Learning)を主として、ほかにもいくつもの斬新な実践的教育をおこなっています。また工学部では独自に工学就業力を定義するとともに、その育成事業を立ち上げ、初年次から社会人基礎力修得やキャリア形成支援に必要な教育を行っています。この事業において開発された指標を用いることで、学生は、就業するにあたって、どのような能力がどの程度身についたかを具体的な数値として可視化でき、社会へ出るための自信へと繋げることができます。

もう一つの特色は、機械システム工学科の高等機械システムコースと情報工学科のコンピュータエンジニアリングコースの教育で、世界基準に適合する教育が行われていることがJABEE(日本技術者教育認定機構)により認定されているとともに、その教育の質の高さも保証されています。JABEE認定コース卒業生は、国家資格である「技術士」の一次試験が免除されるという利点があります。

このように岡山理科大学工学部では、「ものづくり」を通して、物心両面において豊かな生活の実現に向け、世の中に貢献できる人材を育んでいます。