

皆さんはシャンプーとリンスを間違えたことはないですか!? 実は、シャンプーのデコボコはユニバーサルデザイン(Universal Design,以下UDと略す)に基づいて製作された製品の一つなのです。ここで、UDとは老若男女(国籍や個人の能力なども含みます)を問わず、できるだけ多くの人が利用できるように製品、建物、環境をデザインすることを言います。(1980年代にノースカロライナ州立大学(米)のロナルド・メイスらによって、UDの考え方が提唱されました。)
UDとよく似た概念にバリアフリーがあります。皆さんも1度は聞かれたことがあるのではないかと思います。UDもバリアフリーも、「すべての人の平等な社会参加の実現」といった点においては、同じ方向性(目標)を持っているといえます。しかし、バリアフリーはバリア(物理的なバリア、制度のバリア、文化・情報のバリア、意識のバリア)の存在が前提にあるといえます。それに対して、UDは設計の段階からあらゆる方法でバリアを生み出さないようにデザインするもので、バリアフリーを包含した概念といえます。
難しい講釈はこの程度にして、UDの例を見てみましょう。皆さんもどこがUDなのかを考えてみてください。



