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野外調査法実習II (気象観測)

2017.05.17更新学科レポート
[生物地球学科]


2年生の野外調査法実習IIの気象テーマでは、パイロットバルーンによる上層風の観測をおこないました。 バルーンセオドライトという測量機器を使って、ヘリウムバルーンを追尾します。これが結構むずかしくて、覗いたスコープの中心部にうまくバルーンを収めておかないと、あとで解析したグラフが変テコになってしまいます。 今回の実習では、上空3000メートルくらいまでの風向と風速の変化を知ることができます。取得したデータからエクセルを使ってグラフにしていく作業のなかで、高校で習ってきた三角関数のご利益に気づくわけです。 今回の受講生の皆さんは、とても上手にバルーンを追尾できていました。担当は、大橋先生でした。

野外調査法実習II (気象観測)