NEWS&TOPICS

兒玉朋子助教が「研究助成」に採択されました

2025.12.01更新学科レポート

兒玉 朋子 助教(薬理学講座) は、公益財団法人テルモ「生命科学振興財団研究開発助成」に採択されました。
本研究開発助成は、
医療現場において新しい価値を提供する研究に関して、革新的な研究を行う研究者を支援するものです。
研究テーマは「
eEF2K阻害が肝リンパ管拡張による肝硬変病態に及ぼす影響の解明」です。日本における肝硬変による死亡者数は約25000人であり、生存率を有効に上げる治療法がなく、肝硬変の合併症である腹水を伴うと、さらに生存率が低下します。兒玉助教は、これまでにeEF2K阻害が血管拡張を誘導して血圧を低下させることを明らかにし、創薬開発に取り組んでいます。
本研究によりeEF2K阻害が肝臓のリンパ管を拡張させることで肝硬変に伴う腹水を軽減し、新たな肝硬変治療薬の開発を目指します。本研究成果は、現状治療困難な肝硬変を治療できる可能性を提示することが期待されます。