7月30日、初等教育学科1年生の授業「ピアノ奏法Ⅰ」の集大成として、理大ホールでピアノ発表会を行いました。ほとんどの学生がピアノ未経験からのスタートで、4月に始めた頃は、どの指を使って弾けばよいのかもわからない状況でした。しかし3か月半、日々練習を重ねた結果、当日はバイエルの曲のほか、フォスターの《草競馬》やバッハの《メヌエット》などの少し難しい曲にチャレンジした学生もいました。
　初めての大舞台に緊張しながらも、それぞれが練習したことを生かして堂々と演奏する姿に、大きな成長を感じました。なかには初心者とは思えないほど表現力豊かに演奏する学生もいて、みんなからの拍手喝采に、誇らしげな様子でした。
　保護者の方も何名か聴きに来てくださり、「わが子が頑張っている姿を見ることができてよかったです。これからも頑張ってピアノを弾いてください」「この大学に入ってよかったと感じました。ぜひピアノを続けて、良い小学校の先生になってください」などのエールをいただきました。

　秋のピアノ奏法Ⅱでは、ピアノを弾きながら歌う「弾き歌い」に挑戦します。
　このように、初等教育学科では、ピアノ奏法のほか、個々の表現力を伸ばす教育活動を豊富に行っています。興味をもたれた方は、ぜひオープンキャンパスにお越しください！