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教員を目指す学生が海外の学習者と交流 ― ナラン学校とのオンラインセッション

2025.05.14更新学科レポート
[中等教育学科]

教員を目指す学生が海外の学習者と交流 ― ナラン学校とのオンラインセッション

2025年5月9日(金)、モンゴルのナラン学校で日本語を学ぶ高校生33名と、岡山理科大学教育学部で日本語教員免許の取得を目指す3年生が、オンライン交流を行いました。

交流の前半では、本学の学生が岡山や岡山理科大学に関する三択クイズを出題し、ナラン学校の生徒たちに岡山や本学について楽しく学んでもらう機会を設けました。クイズには岡山理科大学の学生ならではのユニークな視点が盛り込まれており、ナラン学校の生徒たちはグループで相談しながら積極的に回答してくれました。

後半では、6つの小グループに分かれ、今度はナラン学校の生徒たちが、モンゴルやナラン学校についてプレゼンテーションやクイズを実施。モンゴルの文化や歴史に関する問題に加え、校内の様子や教育活動についても写真を交えて詳しく紹介してくれました。これにより、本学の学生たちにとってもモンゴルについての理解を深める貴重な機会となりました。

ナラン学校では外国語教育に力を入れており、日本語を小学校から学んでいる生徒も少なくありません。これまで授業では教科書や資料を通じて海外の日本語教育について学んできましたが、今回の交流では、実際に海外で日本語を学ぶ高校生たちと直接対話することができ、学びが実社会と結びつく経験となりました。

今回の交流を通じて、本学の学生たちは「教える」立場の意識を持ちつつ、異文化理解の重要性や言語教育の広がりを実感することができました。今後もこうした国際的なつながりを大切にし、相互理解を深める学びの場を継続的に提供していきたいと考えています。