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二足歩行ロボットに歓声あがる/本年度第1回目の市民公開講座
二足歩行ロボットに歓声あがる/本年度第1回目の市民公開講座
2024.05.28更新
理大レポート
「歩いた!」と歓声をあげる参加者
3年目を迎えた「岡山理科大学市民公開講座-山の寺子屋で学ぼう!-」の本年度1回目は、5月25日、A1号館1階プレゼンテーションルームで、二足歩行ロボットをテーマに開講。約30人の参加者が工作やミニ実験を交えながら、楽しく学びました。
講師は工学部機械システム工学科の衣笠哲也教授。タイトルは『重力だけを利用して歩く二足歩行ロボット!?-歩行ロボットを作って「生物のしくみ」を理解しよう-』。
講座の内容は、座学と工作・ミニ実験の2部構成。衣笠教授はまず、二足歩行ロボットの歴史について解説しました。「1970年代の二足歩行ロボットから現在まで、多くの二足歩行ロボットが開発され、進化してきた」と話し、衣笠教授の言葉に目をキラキラさせて話を聞く参加者が多く見られました。また、動力が無くても「受動的」に動く受動歩行について、「二足で受動歩行するロボットは身体的特徴や環境によって、勝手に歩き方を創発する」「関節を伸び縮みさせたり、適度に振動を与えたりすることで、平面上も歩けるようになる」と二足歩行ロボットの可能性について説明しました。
続いて、参加者は衣笠研究室の学生らとともにプラスチック段ボール製で、受動的に動く二足歩行ロボットを工作に挑戦。むすがしい作業に苦戦しながらも学生らの手を借りながら、参加者はわくわくした表情でロボット作りに取り組む姿がありました。
さらに、自作のロボットを用いてミニ実験。下り坂での歩行に苦戦する参加者がいる中、上手に歩行したロボットに歓声が上がっていました。
岡山市から参加した小学生は「歩行させるのが難しかったが、工夫すると歩かせることができた」と笑顔で話してくれました。
講師の衣笠教授
約30名が参加しました
学生から助言を受けながらロボット工作に取り組みます。
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講師は工学部機械システム工学科の衣笠哲也教授。タイトルは『重力だけを利用して歩く二足歩行ロボット!?-歩行ロボットを作って「生物のしくみ」を理解しよう-』。
講座の内容は、座学と工作・ミニ実験の2部構成。衣笠教授はまず、二足歩行ロボットの歴史について解説しました。「1970年代の二足歩行ロボットから現在まで、多くの二足歩行ロボットが開発され、進化してきた」と話し、衣笠教授の言葉に目をキラキラさせて話を聞く参加者が多く見られました。また、動力が無くても「受動的」に動く受動歩行について、「二足で受動歩行するロボットは身体的特徴や環境によって、勝手に歩き方を創発する」「関節を伸び縮みさせたり、適度に振動を与えたりすることで、平面上も歩けるようになる」と二足歩行ロボットの可能性について説明しました。
続いて、参加者は衣笠研究室の学生らとともにプラスチック段ボール製で、受動的に動く二足歩行ロボットを工作に挑戦。むすがしい作業に苦戦しながらも学生らの手を借りながら、参加者はわくわくした表情でロボット作りに取り組む姿がありました。
さらに、自作のロボットを用いてミニ実験。下り坂での歩行に苦戦する参加者がいる中、上手に歩行したロボットに歓声が上がっていました。
岡山市から参加した小学生は「歩行させるのが難しかったが、工夫すると歩かせることができた」と笑顔で話してくれました。