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人工知能で雲海予報を実現/備中松山城で運用開始
2023.10.02更新理大レポート
生物地球学部生物地球学科の大橋唯太教授は、 画像や気象データから翌日の雲海の発生確率をAI(人工知能) で予報するシステムを開発し、「天空の山城」 と呼ばれる高梁市の備中松山城、 広島県三次市の高谷山展望台の周りに雲海が発生する確率を、 AIで予報する取り組みが10月1日から始まりました。
昨年度から設置したカメラで、城周辺の様子を撮影し、 その写真と、気温や湿度などのデータと関連づけて、 翌朝の発生確率を予測するAIを開発しました。
予報は、 備中松山城が浮かぶように見える高さで雲海が出現する確率や、 雲海が発生しない確率などについて、 市のホームページにて公表されます。
大橋教授らは今シーズンも写真を収集し、 予測の精度向上に役立てます。
発明名称: 雲海発生予測システム、雲海発生予測方法及び雲海発生予測プログラム(特願2022-080258)