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​海外で学びを終えた学生たちがオンラインで再集結

2025.03.24更新理大レポート

​海外で学びを終えた学生たちがオンラインで再集結

台湾・スリランカ・韓国での貴重な体験をプレゼンテーション

岡山理科大学グローバルセンターでは、2025年3月24日(月)、海外短期研修・交換留学を終えた学生たちによる事後オリエンテーションをオンライン(Zoom)形式で開催しました。台湾、スリランカ、韓国に渡航した学生たちが参加し、現地での印象深い体験について、PowerPointや写真などのビジュアルエイドを用いながら発表を行いました。

当日は、台湾に渡航した3名の学生(うち1名はスリランカにも渡航)に加え、韓国での交換留学を終えた学生も参加。「最も印象に残った出来事」を1つ選び、それについて「何があったのか」「どう感じたのか」「なぜ共有したいのか」を整理し、5〜10分のプレゼンテーションを実施しました。

台湾に渡航した学生は、言葉が通じなくても写真などのツールを通して現地の人々と心を通わせることができた体験を紹介。また、歴史資料館「二二八紀念館」で見た被害者の日本語の手紙に感銘を受け、「争いをなくすには、まず相手を知ることが大切だと感じた」と語りました。さらに、自身の人見知りな性格を乗り越え、多くの現地の人と交流を深めたことを、心温まるエピソードとして共有しました。

スリランカを訪れた学生は、「スリランカでは、お寺の中に神社があるなど、宗教観や文化の違いがとても興味深かった」との発表もありました。異なる国を比較しながら体験することで、より深い多文化理解が育まれたことがうかがえました。

一方、約5カ月間の交換留学を韓国で過ごした学生は、「韓国に行けば韓国のことが学べると思っていたが、実際には多国籍の留学生との交流が中心となり、多文化に触れる機会が多かった」と述べ、英語の必要性や異文化理解の重要性を実感した様子を語りました。生活環境の違いや語学学習の進展も振り返り、「日本人が周囲にいない環境で、自己解決能力が向上した」と成長を実感していました。

グローバルセンターの担当者は、「今回の発表を通じて、学生たちが海外での体験を整理し、自分の言葉で伝える力を育めたことが何よりの成果です。今後も、世界に羽ばたく人材の育成を支援していきたい」と期待を込めて語りました。